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おばちゃんミーハー道~文房具店編~
文房具店ほど付き合いの長い店は無い気がするんだよ。
小学生の頃、ひとつの消しゴムを選ぶのにもすごく時間がかかって。パッケージの柄で選ぶか、香りで選ぶかで悩んだっけ。決定した消しゴム1個を買うときの喜び、ドキドキ感。ぴっちり包まれているビニールの包装をはがす時のワクワク感。そして、最初の角を使って初めて文字を消すときの高揚感。不思議なことに、2回目からは全く高揚感は無いんだけどね。
文房具店で必ずチェックする棚は「カード売り場」。これは今でも変わらないなぁ。隅から隅まで、ぜーんぶ中も見ちゃう。ほっこり癒し系やだじゃれ満載のお笑い系も大好き。オチが上手にはいっているんだよ。あれは関西のノリ、突っ込みなのか?
ついついやらかしてしまうのはカードの「メロディー流れます」ボタンを売り場で押しちゃった時だね。突然「クリスマスソング」とか「バースデーソング」が流れてびっくり!意外と大きいんだよ、あの音。秋になると「鈴虫の声」なんて音が流れるカードもあって。あれは聞きいっちゃうなぁ。買わないんだけどね。
あと、チェックする売り場は「ペン」系エリア。あの売り場の進化も著しいよ。太さ、色の種類、書きやすさはもちろんだけど、いろんな香りがするペンとかもあって。思わずぜーんぶ「クンクン」しちゃう。バニラとかチョコ、はもちろんのこと、たこ焼きとかスイートポテトまであって。書いている間に香りがほわーん。
おばちゃんの時代はね、香る鉛筆はあったかもしれないけど、それは持つところから匂いがするだけで。まさか、書いてから香るとは、ねぇ。びっくりだよ。ちょっと、まあ、買わないけどね。
ラインマーカーペンの進化も、あれはすごい。驚いたのは「ひいた線がペン先の透明窓部分から見える」って。あれはすごい。だって、あのマーカー以前までは「どこまで引く?」って、顔を右へ左へ動かしていたからさ。それをやらなくてもいいなんて、すごいなぁ。これは買ったね。
最近、出会ったすぐれものラインマーカーペンは、なんと、マーカーの横に細いペンがくっついているんだよ。これなら、マーカーでラインをひいて、そのままメモ書きもできるわけで。痒い所に手が届く感、たまりませんね。これは買い!
どこで使おう・・・・・