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1才が日記 ②

「たかい! たかい!」祖父の自慢の逸品。
あれはすごい。80センチ身長の僕が、その3倍くらいの高さ・・・240センチくらいの高さまで飛ばされる。机もオモチャも、祖父の薄い頭頂まで下の方に見える。ちらりと上目で見たら、天井が近い!最高!

「たかい たかい」をやってもらいたいときは、祖父の足下までハイハイしていき、両手をあげて、欲しそうな目で訴える。これでOK。ほぼ100%の確率で
「『たかい たかい』をやってほしいのか?」と、嬉しそうに言ってから実行。

以前、祖母も少しやってくれたけど・・・僕の体重が10キロを超えたら、戦線離脱。「肘が痛くなる」「腰に負担がかかる」と言って、やってくれなくなった。まあ仕方が無い。だから祖父よ、鍛えておいてもらいたい。

その代わり、祖母に向かって「懇願のまなざし」を向けると70%の確率で、お菓子をくれる。今はまだ、母がストックしておいた「赤ちゃん用せんべい」とか「バナナ」だけど・・・これは、「違うモノを食べさせないでよ!」と、母に言われているからで。僕は分かっているのさ。近い将来、こっそり「アイスクリーム」や「クッキー」もくれるであろう、ことを。
大丈夫、母には継げ口しないから。

とりあえず、このふたりの存在は大きい。利用しない手はない。
人脈として、しっかりストックしておこう。
今後、ストックする人間は増えるはず。しっかり見極める目を持たなくては。 
             つづく

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