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24.人生お休み中の不思議体験

自分の傷をこれ以上、見過ごせなくなった私は、仕事を辞め、最低限のアルバイトをしながら、生活をしていくことになります。

「自分はいったい、これからどうやって生きていけばよいのか。」

そんなことを考えていました。

心の傷にかさぶたができるまで、じっくり時間をかけて待ちましたが、ただ時間だけが過ぎるような虚しさもありました。

結婚も出産もあきらめていても、何も成し遂げられないまま、若さを失う怖さがありました。

心は固く閉じ、全く動きません。しばらく、笑うこともしていませんでした。

この間、支えてくれていたのは、家族でした。

不思議体験も家族と一緒に体験したものです。

1つ目は、虹の根元を通過したこと。

車で出かけたところ、お天気雨が降り始め、道の先に、虹がかかりました。行先がちょうど、虹の根元にあたり、車で通りすぎることができたのです。振り返っても、虹。家族全員の顔が、笑顔できらきらと輝きます。

だから、なんだと言われればそれまでですが、感動しました。
心が動かなくなっていた私の心が動いたきっかけでした。

2つ目は、UFOを見たこと。

これは、「19.お久しぶりの幽体離脱」の追記にも書きましたが、何故か、前後の記憶が消えているため、いつ、どこで見たのかが思い出せないのです。覚えていることだけ、書きたいと思います。

建物の中から、港を見下ろすと、ヨットの手前に、不思議な形の物体が見えました。八面体で、鉱石のパイライトのようにツルツルとしていました。

家族が、「あれUFOだろ」と言いましたが、UFOは円盤型だと思い込んでいた私は、「違うでしょ」と一蹴してしまいます。

ガラスについた汚れではないかと、近寄るのですが、どうもヨットよりも私たちの近くに見え、宙に浮いているのです。しかも、微妙に動いている?ヨットより大きいように見えるけれど、距離感がうまくつかめず、私の頭ではうまく認識できませんでした。

なんだかよくわからない奇妙な体験で、忘れていましたが、後に、ピロ魂さんのブログで、そっくりなひし形のUFOの記事を読み、「あ!」と一気に記憶がよみがえりました。海辺が好きなUFOなのかな?

だから、なんだという話ですが、私の中では伏線が回収されるような体験でした。

すべてはどこかでつながっているということで、お許しください。

I love you.

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