10/17より、連載再開します。
『とおくのまち』、ながらく中断してしまいすみません。
近日、連載再開いたします。よろしくお願いいたします。
予告編
まいるーむ、そう呼んでいた。駅前のタワーマンションの一室、わたしの小さなお城。
念願の一人暮らし。
まいるーむで暮らすことになった。つまり、「フルタイム」で女とし暮らせるようになった。
お気に入りのお姫様みたいなベッドでゆっくりと眠れるようになったし、素敵な鏡台に向かっていつでもメイクができる。
お買物にも、あたりまえのように女の格好で出掛けました。
さすがに仕事に行くときは男の恰好で行くのは最低限度のルールかも。男物の服装をするのに億劫さを感じるくらいで、何ヶ月か、こんな生活をしていたら、だんだん、自分の性別がふつうに女だったような気になってくるのでした。
とおくのまち、続編。再開。
念願の一人暮らし、スナック、GIDのコミュニティへの参加……の話になります。