葬式をあげるとき注意する「5つのこと」その参
今回は、③について話します。
遺影についても、すぐに用意
しなければならないものの
一つです。
最近はスマホでも、写真をたくさん撮る
ので、困るイメージはないかもしれませんが、
父親の写真って…どうですか?
父親の写真って、良いのがなかなか見つからない
のです。
《遺影の条件は》
・笑っていて、
・正面を向いて、顔がよく見え、
・人前にお見せできるもの。
ですよね。
私の父は、あまり写真自体を撮らない人でした。
夫婦旅行なども、背景を収めるために、
めちゃくちゃ遠目で撮っていたり、
(引き伸ばせず)
歳をとると。帽子を被っていたり
(頭が薄くなったからかな)
で、
笑ってない😱
そうなんです、こういう写真って
たいてい母は、笑っているのに
父は、笑ってないんです。
私自身も、最終的には、
10年前の写真を引っ張りだしました。
歳取ると近影でなくても、
そんなにかわりませんから。
そして、何より…
ちょうど子供(孫)が生まれたとき
の写真だったので。
笑っていました。とても、良い顔でした。
嬉しかったのですね。
とても、親孝行できたな…
と、改めて思った瞬間でした。
遺影を決めるのに、家族が
とても笑顔で、思い出話に
花を咲かせました。
(死去してからの、つかの間の安らぎですね。)
本当は、毎年、家族写真を撮る。
というのが。理想ですが、
お子さんがいらっしゃる人は、
孫が生まれたときの写真を
思い出して探してみると、
良い写真がみつかると思います。
遺影は、葬儀後もずっと、
家にあります。
いつも父が笑っています。
つづく