#44学芸会は村人Aを自主的に選びました。主役に立候補なんてしない子供でした。自分のポジションをこの時点でしっかり理解していました(笑)(貧困幼少期からNPO代表理事までを振り返る)
noteでこの記事に出逢えて良かったと言って頂けました。
胸が熱くなりました。皆さんいつもありがとうございます。
学校教育の中で絶対に体験させられる苦痛
子供心に自分のポジションを知らされていた私はとにかく全員で何かするが大嫌いでした(笑)
チームプレイに掲げられる「ONE FOR ALL」は漫画のルーキーズのワンシーンでも話されるものの、何でそんなことを思わないといけないんだと思っていました。(協調性が乏しいけど、地味キャラなので決してそれは口には出すことはありません)
その中で学芸会が来ました。
学校では生徒に「自主性」というものを求めます。
『どの役をしたいか』などという問いを全員に先生はいいます。
この質問の圧力の恐怖。したいものなんかないのに、強制参加(笑)
したくないという選択肢も欲しいと思います。
してよかった💛という挑戦は義務教育にはなかった(笑)
主役をやりたいという人は、自分が主役になれると思っている人だと幼心にわかっていました。主役に手をあげられる時点で人生が主役級なのです。
私は主役になんてなりたくありません。なりたくないというか、なる事を選ぶ事によって迎え得る未来を避けたいのです。
どんな未来かって?叶わないという未来です(笑)
したいです!と言ったとして、別の子もしたい!という。そうなると争いになるんですよね。その時に影響されるのは教室の無言の『民意』。
何度となくそういう構図を見て、体験なんかしたくないと思っていました。
幼少期の私の心
https://note.com/dreamer_siho/n/n4d0bc80069b7
そんな私は村人Aを演じました。名前もついていない役でした。
村人Aというのが名前だというなら、名前ですが誰とも取り合うこともありませんでした。
「おゆるしくだせぇ」といって頭を下げて、舞台袖にはける役でした。何の題材なんだろかと今なら笑ってしまいそうです(笑)
大人になってビジネススクールの教室は社会の縮図だとある時気付きました。そう、当時の小学校のクラスも社会の縮図でした。
キラキラした子
もてる子
クラスのリーダー的な存在の子
そういう存在達がマジョリティ(多数)の基本を作るのです。
ここにマイノリティ(少数)の意見はありません。
マジョリティのご機嫌を伺いながら、生きるマイノリティでした。
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私は貧困幼少期の中でお金がすべてと思っていましたが、沢山の方と出会いから教えて頂き、今の私へと育てて頂きました。
誰かの人生を変えるキッカケになればいいなと思って書いています。
note100日チャレンジをする理由はこちら
https://note.com/dreamer_siho/n/nacd594720c6e