<マクナマラの誤謬から考える>数値で全て可視化できると思う事の恐ろしさ。ほんとうに大切なものは目に見えないBy星の王子さま

先日胸が熱くなったマクナマラの誤謬のバタフライエフェクト。

これはベトナム戦争時代に物凄く賢かったマクナマラさんが戦争で勝つために分析を駆使したものの、想像通りに物事が運ばなかったという話でした。その理由は数字では表すことのできない「愛国心」などがあったよという話です。

何でもかんでも数値化判断できるような気がしていたけど・・。

全て数値化で計れるものではない

大切なものは目には見えないんだという星の王子さまの狐の言葉を思い出したのです。

愛情・勇気・希望・信頼・体力など数値化できませんよね(笑)シミレーションゲームでは出てきますが・・・「力」とついても可視化されない事が多いなぁとしみじみしたのです。

金銭でやり取りができる時代にふっと考えてみました。

同様に何でも売れる時代になって、その中でもお金に変えられない価値は沢山あるなと痛感するのです。

昔保険について考えた事がありました。
・仕事をしている人
・仕事を引退した人
何かの事件に巻き込まれて亡くなったときの補償額の違い。

命の重さはちがうのか?

何でも売れる時代なのです。先日見つけた故人のもの。

ヤフオクやメルカリでの相場の金額は1000円ほどでした。

この価格は正しいのか?

私は戦争時代を知りません。バタフライエフェクトで戦争の映像があって人の死体が捨てられるような描写などを当時の映像で見る事を通じておもったことは・・・

金額を付ける事が出来ない

自分がその時代に生まれなかったことを本当に幸せに思いました。それと同時にこれは売れないわってなったのです。

ただ1000円が取引相場なのも事実ですので、それがだめとかでもないのです。

数値がすべてじゃない。

これをしっかり意識したのでした。どれだけ便利になって全てがデータ化されたとしても、データを超えられない「人」の力を感じた私です。


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