頬粘膜がん 437日目 そんなに怒ってたら疲れないのかな
頬粘膜癌 437日目。
血圧 108 - 82 mmHg
血糖 - mg/dL (朝食前)
酸素 99 %
脈拍 56 拍/分
体温 36.6 ℃
体重 74.4 kg
さて、先日の”ヨコハイリ”のジージャン親父だが、あれから僕が乗るバス時間には現れなくなった。五分五分でそうなるかなぁとは思っていた。自分で言っちゃなんだが、面倒くさそうな奴に絡まれたら面倒くさいので時間をずらすよなぁとも思う。
僕としては、そのまま同じ時間帯のバスに乗っていただけると毎朝あいさつできる人が増えるのでそれはそれで良かったんだが。
「おはようさん、今日は3番目やね」
みたいに、朝から一声かけようとこっちは気負ってバス停に向かったのだが肩透かしではある。毎日そうやってるうちに仲良しになったりしないかなぁと思ったりしてたんだが世の中はそんなに甘くはないらしい。
別の時間帯にやっぱり”ヨコハイリ”してるんだろうか。
取りあえずは、オトナとして恥ずかしい事をしていると公衆の面前で叱られたりするのだという事を知っていただけたことだけで良しとする。
しかし、世の中のオトナは”オトナとして恥ずかしい事”をしているのに、それを叱られると怒るのである。オトナとしてあるまじき姿ではある。
横断歩道がないところを車がバンバンきてる時に渡ろうとする初老のおじさんに”横断歩道じゃないところで渡ったら危ないだろ?子どもが見たら真似するからヤメレ”的な注意をしたときも初老のおじさんはブチ切れてブンスカ怒ってた。
いつも叱られているから、人から叱られると怒るのか、怒られ慣れてないから叱られたら怒るのかわかんないが、近頃のおじさん達は危険人物だらけになってしまったような気がする。あるいは昔からおじさんというのは危険人物だったのかも知れないが。
なんせ、世の中にはおこりんぼな人が多い。みんなそんなに怒って何処に向かっているんだろう。街中でこんなにおこりんぼで、家に帰ってもおこりんぼさんなんだろうか。まぁ、家ではにこにこやさしいおじさんになったり・・・・・・はしないんだろうなぁ。うーん、なんだかなぁ。日々そんな不快な気分で過ごしてたらさぞかし疲れちゃうことだろう。
うちの奥さんからは、そんなわけわからん人に注意とかして相手が危険人物で襲いかかってきたらあなたはがん患者で腕は上がらないし、体じゅう痛いとかって状態で簡単にヤラれちゃうんだから、考えなしにそういうことをするのはいかがなものかと叱られてしまった。まぁ確かに、喧嘩になったらヨワヨワかもしれない。両肩ともに副神経麻痺と五十肩でノーガード戦法である。ノーガード戦法なのに、必殺のクロスカウンターパンチは打てない(あしたのジョーで矢吹丈は両手をだらりと下げて防御を放棄し、相手のパンチを誘いクロスカウンターで強敵を仕留めた)のでノされるのは必至だw
相手が手を出してきたら「痛いぃぃ、やめてぇぇぇぇ」と公衆の面前で泣きを入れて、悪者にしてやろうと思っていたんだが。
まぁそんなわけで、ここ2日は平穏な朝の通勤風景が復活したのだった。
いつでも、「おはようさん、○番目やね」と声をかける準備はできているw 別の時間のバスでまた人に迷惑をかけているかもしれんので、こっちもちょっと時間をずらしてみるか・・・・・・と一瞬頭をよぎったがさすがにそれはキモいのとちょっと面倒くさいのでやめた。
僕以外にもそんな面倒くさいオトナがいればいいのだがなぁと思わない事もない。
さて、頭が頭痛の件。
ほんの少しやわらいだ気がしたりもするが、いかんせん痛み止めだよりの日々なので結局の所は素の状態で楽になっているわけでもなく、抗生物質が劇的に効いてきたみたいなことは今の所はない。
実は、やっぱり結構痛いので大学病院に泣きの電話を入れて、診察とかしてなんとかならないか主治医に問い合わせをかけた。
水曜日は手術日ということで僕の主治医もダブルヘッダーとかの勢いでオペ日よりだったらしい。そこを電話で応対してくれた仲良しの看護師さんが主治医先生を捕まえて話を繋いでくれたらしい。
まぁ、結論から言うと4時間おきとかで飲んでいた頓服のオキノーム(医療麻薬)だが、限定解除みたいな感じで1時間おきぐらいで連続で飲んでいいので取りあえず月曜日までそれで凌いでくださいということになったw
私:痛くて眠れないのでなんとかしてください
Dr:それじゃ、痛み止め1時間おきで飲んでもいいから
・・・・・・いや、1時間おきとかじゃ眠れねぇじゃんw 的な。
まぁまったく眠れないわけじゃないけど、2時間とか3時間おきに薬漬けである。デエビゴ(眠剤)も使ってるので4時間ぐらい眠れたりしたらラッキーという感じだ。
仕事中も2~3時間ごとにキメながらwって感じであまり眠れてないのと、オキノーム漬けなのでエクセル入力中とか帰宅途中のバスの中とかで突然に”黄泉の眠り”(古い特撮ヒーローのレインボーマンが突然眠りに襲われて活動停止してしまう弱点)みたいな状態が訪れてヤバい。
歯痛的な頭痛もアレだが今日あたりはむしろ唇の左半分とか舌の左側とかも痛くて嫌な感じだ。薬が効いている時は少しマシである。こんな調子であと3日、なんとか凌がなくちゃね。
とりま今日はこれで乗り切った。
今日もいい1日であった。