頬粘膜がん 375日目 テレワーク
頬粘膜癌 375日目。
血圧 116 ー 86 mmHg
血糖 - mg/dL (朝食前)
酸素 98 %
脈拍 77 拍/分
体温 36.6 ℃
体重 72.2 kg
実は今日は午後から在宅勤務いわゆるテレワークとなった。
今日の午後、明日1日、金曜日の午後はテレワーク扱いとなった。
まぁ、さすがに完全復帰はまだ少し早かろうという勤め先の計らいである。ありがたいことだ。実際の所、午前はなんとかなっているのだが、午後からは若干疲れが出ているのか眠気が激しかったり、どうやら顔色もあまりすぐれないらしい(汗)
しゃべくりはなんとか普通を保てても、顔色は自分では操作できないのでどうしようもない。
休みながら仕事しなさいということらしいね。
確かに職場に出てしまえば、ちょっと横になったりってわけにもいかないのでそこらへんはテレワークさせていただけるとかなり助かるのは間違いない。
ちょうどパソコン処理の業務で、職場ではなくてもできる類の仕事があったので今日からテレワークとなった。
実はテレワーク初体験だw
環境的には職場のパソコンも自宅のパソコンもディスプレイは大きめにしているし、キーボードも職場のマシンは自宅からの持ち込みのキーボードを使っているのでほぼほぼ環境に差はない。むしろパソコン自身のスペックは自宅のマシンの方が上ではあるので快適と言えば快適であるw
すぐに横になれるというこの誘惑といかにして戦うかというのがもっかの課題だ。
とか言いながら、明日中に仕上げねばならない資料があるのでのんびりともしていられないのだが。明日じゅうに仕上げて金曜日に職場で担当者に確認して貰って印鑑をもらう必要のある書面があるのだ。
ということで、通勤時間がない分スタートが早く切れるという環境での仕事というのも楽しみである。どんな感じなんだろう。
さて、病状の話である。術後なので傷口のテープを時々交換する必要がある。首まわりなんで自分でできると思いがちだが、僕の場合は視覚障害があって鏡に映った自分の首の状態などが確認できない。
よく、歯科医で歯磨き指導とかあって、紫色に染色された磨き残しを手鏡で確認してってことが行われるわけだけれど、僕はその手鏡にうつる自分の口の中までは見えないのである。近い所は見やすいが遠くは見えにくい。例えば自動車のボンネットの先にサイドミラーがある昔の車。車内にあるバックミラーはまぁ近いので見えるのだがノーズの先のサイドミラーの中は小さくて見えないのだ。
ということで、首のテープの交換は娘にお願いしてみてもらっている。すまん。助かる。実際に、気管切開の跡は首に空いた穴のところにガーゼをかぶせてテープで固定するわけで、なかなか生々しい感じなのかもしれないと思ったり思わなかったり。
文句も言わず手伝ってくれる娘に感謝の念が堪えないわけだ。
もっともっとおじいさんになってさ、おむつ交換されるってなったら、息子の嫁よりは娘にしてもらったほうが気分が楽だという方々の気持ちを垣間見たような気がしないでもない。いや、ぶっちゃけ、娘でもイヤなんだがね。それは。
そういう意味では、下の世話なんかが必要になった時に、自分の奥さんだったらそこまで抵抗がないわけで、そりゃあんなことやこんなことなんてのをうんたらかんたらな仲なのだから抵抗感ってなんじゃいって話ではあるんだが、それはやっぱり特別の関係なんだなと思ったり。
なんにせよ、娘や妻に感謝である。
まぁ言葉にはするんだが、相手は言葉以上のものもお求めかもしれないので、そのうち感謝の気持ちは形にしてお返しすることも考えねばならないかねと思ったり。
さて、明日は1日テレワークだが、テレワークだからってサボっていいってことではないのでそろそろ寝るかね。
そうそう、右頸部廓清を行った結果として右の副神経がやはりダメージを受けて肩関節の動きが悪くなった。そして右耳と右肩の肩峰あたりや鎖骨下周辺あたりも含めて広い知覚麻痺した部分ができた。触ってもわからない。多分ナイフですっと切っても気づかないってレベルの知覚異常である。そこらへんは麻痺しているのに傷口周辺はしっかり痛いんだから参るが、回復期に入ってきたのか昨日あたりから傷口のどこかが痒い。痒みが出てきているわけだ。傷口周辺も含めて知覚鈍麻の部分もあるのでなおさらなんだが、どこが痒いのかが良くわからない。ただ、痒い部分があるのは確かで、いずれにせよ切った後なんでボリボリ掻いたりするわけにもいかない。どっちにしてもどこなのかが良くわからないから掻きようもまいんだけど。
どこだかわからない痒さをどうにもできずにいるもどかしさ。この痒い感じも解消できないとかなりひどい。
なんか、うわーーーーってなる。これ、ちょっと辛いなぁw
今日もいい1日であった。
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