頬粘膜がん 311日目 夕餉(ゆうげ)って普段使わないけど素敵な響きだ


 頬粘膜癌 311日目。

 血圧 118-83 mmHg
 血糖 - mg/dL (朝食前)
 酸素 99 %
 脈拍 66 拍/分
 体温 36.4 ℃
 体重 69.6 kg

 コロナから職場復帰したが、体力が下がったのがまだ戻りきってはいないのか、あるいはもともと退院後の体力がそもそもそんなに高くなかったということなのか、ややくたびれやすい感じがしないでもない。まぁそれでも勤務時間自体が比較的短い職場だということもあり、毎日毎日はそれなりに過ごせている。ありがたいことだ。
 夕方明るい時間に職場を後にして家に5時半には到着する。
 そして夕餉というのは、なんだか明治の文豪たちの小説の世界に入り込んだような気分になる。
 うちの親父は、土方の仕事をしていたが帰宅時間は5時ころだとか5時半ごろだった。ちょうど今の僕と同じような時間帯だ。帰宅してひとっ風呂浴びて相撲の結びの一番あたりを見ながら晩酌を開始するみたいなね。もともと、僕らはこういう時間割の中で生活していた時代があったのだ。それも明治時代と言わず割と最近まで。

 今僕はそういう時間割で生きているけれど、案外いい感じだったりする。

 またまた昼食の話になるのだが、いつも買っているクロワッサンだとかじゃないパンを買ってみた。

 ばばーん、あん食パン。

あん食パン

 マーブル状にチョコじゃなくてあんこが入っている。甘さは全然控えめじゃないw しっかりあんこが効いている。そのままでアンパンのごとくガンガン食べ進められる味だ。

 今回はコールスローサラダをお供にしたが、お供なしで一人旅でも全然いけそうだ。ちなみに、僕はマーガリンも添加して食べた。あんバターって所。

マーガリンとともに

 名古屋発の食べ物は結構いろいろあるけれど、あんバターって結構天才的な味だと思う。味噌カツとかは僕はダメなんだが、あんバターは最高だw どら焼きのあんバターになったやつとかも好きだ。そういえば子供のころはジャムとマーガリンと両方ともパンに塗るととても幸せな気分になれたのを思い出した。母親から、どっちかにしなさい!と普段はたしなめられるのだが、たまに両方塗ってもいいわよ的なお許しが出た時にはうれしかったものだ。

 大人になると、いつでも好きに食べられるので幸せなんだが、子供のころみたいに普段はダメなんだがたまに許されるというのが、多幸感を高める秘訣なのかもしれないね。


 あしたはPET検査の結果を聞きに病院の予定。

 術後初のPET検査。ちょっとドキドキするね。日常的には状態がそれほど悪くなった感じはしないし、先日のCTの結果も悪くはなかった。今回も大事に至らないことを期待しよう。


 今日もいい1日であった。


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