頬粘膜がん 435日目 横入り
頬粘膜癌 435日目。
血圧 119 - 84 mmHg
血糖 - mg/dL (朝食前)
酸素 99 %
脈拍 71 拍/分
体温 36.6 ℃
体重 74.0 kg
頭が頭痛な件は、今朝の段階ではあまり良好とは言えず、昨日の夜から今朝に書けてはやはりうまく眠れなかった。もちろん全く眠れないということはない。痛みというのも波があったりするというか、その隙を突いてちょいと眠ってしまったりしてやるわけである。
でもまぁ、他の時間はまんじりともせず痛みとともに夜を過ごすというか、まぁそんな感じになっている。通常だと仕事中、それも午後からの2時くらいにできた仕事の隙間ぐらいに眠気が爆発して倒れそうな頭をなんとか保って座席に座っている時間もあったりするのだがw
一応、職場の上長には正月前ぐらいからの状況を踏まえてここ数日は頭痛であまり眠れないこと、先週の木曜には一応診察を受けて薬を貰っていること、もしかして放射線性の骨髄炎かもしれないなぁなんてあたりの事も話してある。その上で、場合によっては今週中に医者に行くかもしれないという了解も得ているので取りあえずは大丈夫だ。
仕事については、急ぎの仕事というか今週末までにやっておかなければならない業務については確認の上で今日のうちに概ねやってしまった。
まぁ、そんな感じで集中して仕事をしていた関係もあってか、午後からの時間は痛みはもちろんあったけれどもなんとか乗り切った。乗り切れたぐらいだから、案外と抗生物質が効き始めているんじゃ無いかと思ったりもしている。
頭痛の話はこんな感じだ。
さて、今朝の事だが、いつものように通勤のためにバス停に行った。僕が乗るバスの路線は僕の最寄りのバス停あたりではすでにほぼ満員状態である。同じバス停を使って同じ時間帯に乗る人はおよそ5人前後。日によって多少増えたり減ったりする。
僕の住む地域では、駅などの大きなバスのターミナルはきちんと並んで乗り込む為にラインが引いてあり行儀良く乗り込む。そのほかのバス停はまぁ概ね大人の常識で乗り込むわけだ。大人の常識というのは、少人数利用の小さなバス停ならバス停に着いた人から順番に乗る。つまり自分がバス停に来た時に3人待ってれば4人目に乗るわけだ。
大量の人が乗り降りし、一度に縦に数台のバスが乗り入れる大きなバス停の場合はまぁ運良くバスの乗車場所に速くついたもの順みたいな感じになる。なんせ、10人以上の人がいろんな路線のバスにそれぞれに乗り込むので自分がどの順番に到着したかなんてのが判んないからだ。
僕の乗るバス停はもちろんそんなに大きなバス停ではないから、順次速く来た人から順番に乗り込む。朝の通勤時間という事もあって概ね行儀の良い大人の集まりだ。俺が俺がっていう大阪のおばちゃん的な人はいない。いや、大阪のおばちゃんだって、3番目にバス停に来たらがががぁぁぁっと1番先にバスに乗り込むかね? そんなことはしないだろう。知らんけど。
で、いつもすり切れ気味のブルージーンズとジージャン(今時もジージャンっていうのかねw)っぽ格好の程よいおっさんもそのメンバーの中の1人だったりする。このジージャンおやじがなかなかで、オレがオレがで横入り当たり前って傍若無人な人だったりする。
まわりの大人で行儀のいい朝の通勤客達は、正直なんだかなぁと思いながらもまぁその後に、行儀良くジージャン親父以外は順番通りにバスに乗り込んでいく。いや、他の人がなんだかなぁと思っているかどうかはわかんないんだけどね。僕はなんだかなぁと毎朝モヤモヤしちゃうわけだ。
でも、なんかそういうの注意したりするのって面倒くさいじゃん。当たり障り無く過ごせればそれに越したことはない。ほんのちょっと嫌な気分も我慢してれば二十分もすれば仕事場近くのバス停だ。・・・・・・毎朝だけどね。
ってのがどうにも嫌で、今朝はジージャン親父の肩をトントン叩いてから
「後から来て、一番に乗ろうとか思ってないよね。みんな順番守って乗ってるんだからみっともないこと辞めたら?」
・・・・・・やっちまった。黙ってりゃいいのに。
「あん?うっせぇなぁ」
ね、こうなるんだよなぁ。
「うっせぇなじゃないだろ?常識外れなことするなって言ってるんだよ。いい大人なんだから」
追い打ちをかけますよ。ここで引き下がったら負けだ。ついでに2歩ぐらいぐぐっと近づいていく。
「おめぇ、うるせぇよ。知らんわ」
目つきがちょっとヤバい感じだ。
「知らんわとか言って横入りするつもりじゃないだろうな?」
さらに1歩。相手は仕方無く1歩下がる。
「じゃまくせぇ奴やな、並んどるやろが!」
これぐらいじゃすまさないからね。さらにこっちは1歩にじり寄り、相手が1歩下がる。ここまで下がれば、横入できまい。
「毎朝見てるからな、”オトナ”らしくせぇま」(せぇま、はこっちでいう”しなさい”の方言)
ここで目的のバス到着。僕たちは行儀良く順番にバスに乗り込んだ。ジージャンおやじはこのバスには乗らなかった。乗れなかったのか乗らなかったのか。
とまぁ、そんなことがあった。
明日の朝も同じ時間帯のバスに乗りに来るだろうかね。来たら
「おはよう、今日は○番目やな」
と声をかけよう。朝の挨拶だ。頭痛のたねがひとつ減った。
今の所、そこまで激しい痛みはない。深夜1時。そろそろ寝るかな。寝れるかな。
今日もいい1日であった。