アニメオタクが全肯定される時代が来ている気がする
一番くじを堂々と引ける時代がきた
どのコンビニ行っても漫画、アニメの一番くじやコラボ商品が置かれている。過去のカッコつけJKだった私は、スーパーやコンビニのコラボ商品を買うことができなかった。高校生にもなってアニメのグッズを集めているなんて、イタイ子ちゃん!!って思われたくなかったからだ。
けど、最近は違う。綺麗なお姉さんが五条先生グッズを堂々とレジに通し、普通のサラリーマンがワンピースの一番くじを引く。それを変だと思わなくなった。なんてオタクに幸せな世界なんだ。
「漫画は日本の文化」となった理由を考えた
日本の代表的文化となった漫画・アニメ。日本語に強さがあると思う。日本語は、漢字・ひらがな・カタカナの三種類。覚えることは大変だが、つか分けることができれば、表現の幅が広がる。「痛い!」「いたい!」「イタイ!」同じ読み方の文字でも印象が変わる。
漫画は、絵と文章で作品を作り上げていく。日本語には三種類の文字の形があるので、吹き出しに向いた文化なのではないかと思う。
また、一人称・二人称が「お前」「君」「あなた」「〇〇様」など違うことから、その人物がどのような立場なのか理解しやすい。
日本で漫画が文化となったのは、「日本人が器用だから」「繊細精巧な技術を求めるから」「大人しく引きこもりの性格だから」など、日本人の性格だけで終わらせたくない。過去の歴史が、日本語の仕組みが、漫画文化を生み出したと考えると感慨深いし、何だかちょっと賢く感じる。
「アニメが好きなやつ=陰キャ・根暗・子供っぽい」はもう古いんだよね
美少女系のアニメに一時期ハマっていた。可愛い主人公がおっちょこちょいで主人公を守る男の子がヘタレで。ツンツンお兄ちゃんがいて。親友は少し大人びていて、ちょっと胸がデカすぎて。主人公はほんとはお兄ちゃんが好きで。ありがちのアニメ。絵やタイトルだけだと怪しいアニメ。けど、主人公の成長があったり、お兄ちゃんの葛藤があったり、不純な場面もあったけど、夢中で見た。これを現実と捉えたことはない。ファンタジーとしてみた。
みんながみんな、アニメをファンタジーとして見ているかは疑問だが、現実をきちんと捉えている。スポーツ観戦やカフェ巡りを楽しむように、アニメを見て、集めて楽しんでいる。お金を貯めてアニメのグッズを集めるために、日々社会の歯車となって働いている。こう考えると、働くオタクは幸福度がとてつもなく高いのではないかと思う。
ワンピースやナルトを見ていた世代が30代になっている。その世代が社会を支えている。まだワンピースは続いていて、久々に見ると少年の気持ちになるのではないか、想像するとなんかエモい。
今日も堂々と、呪術廻戦Tシャツを着てスタバに座る私。エンジョイオタクライフ。
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