新人デザイナーにドリーム・アーツのデザインチームはどう映るの?
こんにちは、常に眠いデザイナーにこです。
秋も深まりコートが欠かせない季節になってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?
ドリーム・アーツのデザインチームでは、寒々しさを忘れられるような出来事がありました。
新しい仲間が2人も増えたのです!
二人ともデザイナー採用の新卒社員として、今年の4月の時点で入社はしていましたが、10月までは仮配属期間としてそれぞれ別部署で経験を積んでいました。デザインチームに入ってみて、仮配属でいた部署と比べるとどういう印象を持ったのでしょうか?
というわけで、今回はお二人に記事を書いてもらいました!
つのあじ:マーケティング→プロモーションデザイン
こんにちは、そして初のnote執筆ということで初めまして、新人デザイナーのつのあじです。
ドリーム・アーツに今年4月入社し、10月からデザイナーとして活動しています。それまでは仮配属としてマーケティンググループでお仕事をしていました。
マーケティンググループではドリーム・アーツの製品を使ってもらう、使い続けてもらえるよう、日々さまざまな企画を打ち出しています。
仮配属時の業務
そんなマーケティンググループの中で私は「プレスリリース」を書く班に仮配属されました。
皆さんは「プレスリリース」を知っていますか?私は仮配属後に初めて知りました。
「プレスリリース」とは企業・組織がメディアに対して発表する公式文書のことです。内容は新製品・新サービス、導入事例、イベントの開催など、最新の情報を第三者のメディアに取り上げてもらうことで商品・サービスへの認知や信頼性を高めることを目的としています。
とはいってもどのようなものか伝わりづらいと思うので、ドリーム・アーツのプレスリリースが載っているページを貼っておきます。
プレスリリースを書く際は必要な情報が初めから全部揃っている訳ではないので、まずは資料を読み漁ることから始まります。足りない情報は社内ヒアリングや顧客面談などさまざまな人に話を伺い収集します。とにかくたくさんの努力と多くの人の協力、そして乗り越えるべき数々のレビューがあってこの一本一本のプレスリリースは世に出ているのです。
お客さまの課題感、製品の魅力や導入効果などを詳しく知ることができたのは、プレスリリースを書いたからこその経験でした。
本配属時の業務
さて、本配属後なのですがデザイナーもプロモーションとプロダクトに班が分かれており、私はプロモーション班に配属されました。
プロモーション班は広告バナーやWebデザインなど自社プロダクトをマーケットで認知してもらい、より多くのお客さまにお届けするためのマーケティングデザインを担当しているため、マーケティンググループととても距離が近い班でもあります。
配属されてまだ日が浅いためまだ普段の業務内容を掴めていないのですが、早速面白い業務に携わっています。現在私はお客さまの社内広報誌に載せる、社内ポータルサイトのリリースに向けた宣伝マンガを作成中です。ポータルに愛着を持ってもらうためのキャラクターもデザイン中です。
まさかいきなりマンガやキャラクターデザインを担当するとは思っていなかったのですが、自分のデザインの幅を広げることができてやりがいを感じています。
仮配属を通して
最後に約半年間プレスリリースを書くことでどのような考え方が身についたか紹介したいと思います。
やりとりの工夫
業務のやりとりはチャットベースで進められます。しかし、チャットでのやりとりは会話と同じようなテンポでは進められません。そのため一度のチャットでわかりやすく情報をまとめることが、やりとりの効率化につながります。また、チャットの内容を考える時間が長すぎると本末転倒なため、時には通話を即お願いすることも学びました。
わからなかったら聞いてみよう
プレスリリースを書くにはとにかく情報が必要です。同じマーケティンググループの人にはもちろん、時には他部署に情報を提供してもらうことが必要になります。リモートワークのご時世、対面でまだ会ったことのない人にいきなり聞きに行くというのは緊張しますが、とにかく聞かないと何も始まらないため、わからなかったら聞いてみるというフットワークの軽さが身につきました。
と、書き出したらキリがないので割愛しますが、こう書き出すと仮配属ではデザイナーに限らずどこの部署でも活かせる、仕事への姿勢を学びました。まだまだ新人なので、学んだことをフルに活かせているわけではないのですが、仮配属の経験を基にぐんぐん成長していきたいです。
みっちゃん:営業→プロダクトデザイン
初めまして、新人デザイナーのみっちゃんです。ちなみに、名前に「み」は入っていません。
つのあじと同じく2022年4月にドリーム・アーツに入社して、10月からデザイナーとして働いています。それまでの約半年間は営業のグループに仮配属となり、主に商談推進をしていました。
仮配属時の業務
営業グループでは概ね皆さんが想像される通りの営業活動をしており、製品の良さを伝えるべく日々お客さまと面談しています。ただ、なんとなくのイメージはあるもののまさか営業をすることになるなんて考えてもいなかった私は、具体的にどんな仕事があるのか何一つ知りませんでした。幸いにも今年から部署内の研修プログラムが新しく作られ、まずはそれの最初の受講者(先輩曰くモルモット笑)として取り組み始めることになります。
内容としては、業界・会社・製品についてのインプットや営業としての考え方・スキルの習得、そして実際の商談推進というようなものです。
商談推進の中ではただ製品紹介をするだけでなく、ドリーム・アーツ製品での実現イメージをプロトタイプとして作ったり、お客さまにトライアルしてもらうにあたって製品トレーニングの講師を務めたりといったことも経験しました。また最終的には、先輩の多大なサポートのおかげで最終提案まで経験することができました。
ちなみに私が一番苦戦したのはヒアリングです…。配属当初は製品の“説明”に終始してしまって、双方向の“コミュニケーション”がなかなかできずにいました。そこで色々な人に相談して、がむしゃらに製品の良さを伝えるのではなく(当たり前のことですが)まずはお客さまの業務に興味を持つということを意識づけるようにしてからは、少しずつ自然なコミュニケーションができるようになりました。
デザインする上でも課題を深掘りすることは大切ですし、ユーザーの生の声を直接聞くことができたこの経験、そして少しは磨くことができたヒアリングスキルは、今後必ず活きてくるだろうと思っています。
本配属時の業務
そして10月からは待望の本配属!もちろん営業もやりがいがあって楽しくなかったわけではないのですが、尚のこと毎朝うきうきでパソコンを立ち上げています。
私はつのあじとは逆でプロダクト班に配属され、製品のUIを製作中です。営業の商材としていた製品とは別製品を担当しており、こちらもまずは製品理解を深めるところからのスタートです。決められたデザインルールをきちんと踏まえた上で、ユーザーが本当に使いやすいUIはどういったものなのか日々模索しています。たまに面談していたお客さまの顔がふと思い浮かぶこともあって、その人ならどんなUIだと喜んでくれるかな〜って考えるのもモチベーションの一つだったりします。笑
今使ってもらっているお客さま、そしてこれから使ってもらうかもしれないお客さまにとって魅力的な製品を作れるよう、こだわってデザインしていきたいです。
部署毎の違い
最後に、営業グループとデザイングループの雰囲気や仕事の仕方の違いについて書きたいと思います。
まず雰囲気ですが、どちらのグループも(というよりドリーム・アーツ全体で、かもしれませんが)皆さんとてもフレンドリーで優しく、居心地が良いという印象です。ただ優しいといっても甘やかされているわけではなく、私自身の特性を見極めて今足りないものは何か、成長するためにはどうすればいいのか、きちんと向き合ってもらっているというのをひしひしと感じています。
違うところで言うと、やはり営業グループは明確に数字を追わなければならないこと、そして採用or不採用のシビアな判断をもらうことから、緊張感のある場面が度々あるということです。私の場合は(普段がズボラな性格なので)適度なメリハリをつけることができ、それはそれで仕事にきちんと向き合いやすかったなと思っています。
そして仕事の仕方ですが、これに関しては両者でガラッと違います。
営業グループでは15~30分ごとにスケジュールが区切られ、色々なタスクを同時並行的に進めていました。一方でデザイングループでは一つのタスクについて時間をかけて考え、細かいところまで作り込んでいきます。どちらも一長一短ありますが、異動になって仕事の仕方が大きく変わってしまったため、自分なりのペースを掴むことが喫緊の課題です。
振り返ると仮配属は約半年という短い期間でしたが、社会人としてもデザイナーとしても非常に実り多い期間だったなと感じています。この経験をこれからの業務にしっかり活かせるよう、精一杯頑張っていきたいです!
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デザインに長く携わっている社員にとっても、別部署の話や外から見たデザインチームはこう見えるんだという話はとても新鮮に映ります。
別部署にいる間にたくさんのことを学んできてくれた二人の、これからの活躍に乞うご期待です!