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あたりまえなんですが…採血や注射が痛くないと言われたらきっとどんなナースも嬉しい、というお話(^^)
医療機関で働くナースは採血や注射などという業務からは逃れられません。
一人しかナースがいない場合、下手でも失敗してもそこからは逃げられませんから、多かれ少なかれ緊張感というものとの戦いです😓
私は若いころ、結構大きな病院の採血室という特殊な場所で日に100人くらいの方の採血をしていたので比較的採血は得意なほうではあります。
それでも【失敗できない】という緊張感は…いくつになってもなくなるものではありません。
今日のクリニックでの出来事。
採血をした患者さんが、『よかった!全然痛くなかった!ありがとうございました!』と言ってにっこりしてくださいました。
次の方も、そして、その次の方も!!
あら、3人続けて痛くないだなんて嬉しい!!しかもそれを伝えていただけることがこんなに嬉しい!!
思わず『よかった〜‼️私も嬉しいです』とお返事しました。
そこそこ年季の入ったアラフィフのおばちゃんナースですが、性格的なものなのか図太くはなれません。お褒めの言葉はいつだって嬉しい😊
だって。仮にも人様に傷をつけ、痛い思いをさせてしまう行為を行うわけですから。痛くなかったよと言っていただけ、患者さんに辛い思いをさせずに済んだことは至上の喜びなんです。
皆さん、医療行為なんだから当たり前だと思っておられるかもしれませんが…。医師や看護師が行う、針を刺したりメスで切ったりする行為は、医療従事者でなければ【傷害】ですからね。他人様に薬液を注入したり血液をいただくなんて医療行為じゃなかったらとんでもない傷害罪です😅
私は学生の時にその事を肝に銘じるように教えられ、この行為が許されているからには苦痛を最小限にする努力を怠ってはならないと言われて育ちました。
だからこそ、【痛くなかった】という言葉は最高の仕事が提供できたと嬉しく思います。
と同時に、我々も人間ですから喜びが次への活力になります。褒めれば大抵は元気に良く働くようになります😅
注射や採血をされた時に、もちろん痛かったら『痛い!!』って叫んでいいのです。我慢はしなくていいのですよ。
ですが、もしも、思ったよりも痛くなかった時、上手だったなーって思う医療従事者に出会った時は、よろしければ【痛くなかった】ってことも伝えてあげてください。
痛かったなら次は痛くないように、そしてお褒めいただいたなら次もまた誰かの笑顔のために、と、精進すること間違いなしです❣️
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最後までお読みいただきありがとうございました。
地域の保健室をしつつフリーランスとしてお仕事している笑顔大好きなつままが、重度障害であるアンジェルマン症候群のキュートな娘との豊かな生活と、医療や福祉について思うこと、日々の小さな気づき・感動などを綴っております。
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