【娘24歳の誕生日】今日もとびきりの笑顔がそばにある幸せ
今日は娘の24歳の誕生日。
毎年、娘が歳を重ねるたびに、『自分の身を自分で守ることのできない子をよくもまぁこんなずぼらな私がこの年まで守ってきたよなぁ』と、ふぅーと大きく息を吐いてちょっとだけ自分を褒めてあげようと思う日でもあるんです。
去年はこんなこと書いてましたね😅
子供は親を選べない、【親ガチャ】なんて言われてみたり、反対に【障害を持ったお子さんは親を選んでここに生まれてきてくれたんだよ】って言われてみたり、世の人々というのは良かれと思って色々と表現してくださるものですが…
我が家に限りますと、きっと、神様が、
と、お恵みくださったのだと思うこの私の人生。(夫はどう思っているかはわかりませんが、夫といつまでもいい同志でいられる事も私は恵みだと思っています。)
恵みにも色々とありまして、その時その瞬間のことであったり、運の善し悪しみたいなものであったり、はたまたこうしてこの子を授かったあとの人生の全てという長い長い時間軸のものであったり、と、実にさまざまです。
◆
⭐️マイノリティの娘や我々親が世の中でなかなか理解していただけない状況があること。
⭐️強度行動障害など、知的障害者の理解されにくい特徴に対し、一定数の無理解な人々がいて、少し生きにくいこと。
⭐️逆に必要以上に大切にされたりすること😅
⭐️触れてはいけないことのように少し遠巻きにされてしまうこと。淋しい💦
⭐️かなり自由が束縛されるけど、その中で自由や私らしさ娘らしさを勝ち取ろうとさまざまな方法でチャレンジできること。
⭐️暖かなハートのプロフェッショナルな支援者さんや私たちの、気持ちや接し方や試行錯誤により、娘の気持ちや成長が今現在もダイレクトに感じられ、生きている実感や達成感に満ち溢れていること。
そして。
⭐️この純真無垢な娘が可愛くて大切で仕方がないこと。
⭐️この娘の兄(長男)が優しすぎて、それがまたありがたくて愛おしくて仕方がないこと。
⭐️我々親なきあとにこの子を残していく世界で、どこかの誰かがどうにかしてこの子を守ってやっていただけるように、準備に思いを巡らせることが大変だけれどもとても楽しいこと。
⭐️いろんな思いをした分、いろんな思いの人々の気持ちを知りたいと思えること。
そしてそして。
⭐️娘時間で生きていると、少しだけ時間軸がゆっくりしているので、なんとなく時間が丁寧にゆったり流れている気がすること。(毎日働いている夫は社会時間で生きているからそんなことないかもね。ごめんね💦)
◆
私と夫が娘を授かったのは20代後半なので、平均寿命まで生かしていただくとして計算すると実に50余年もの時間を【恵まれて】生きることになります。
私は元来ズボラで気分屋。
やったりやらなかったり、やる気になったりならなかったり、好きなことだけ根気強かったり、笑。
全然几帳面な性格ではないため、一度の失敗を2度としないように対策を取ることがとても苦手なんです。
何度も同じ過ちを繰り返しながら、ゆったり流れる娘時間の中でなんとか赦されて、どうにかこの子を守ってこれたのかもしれないなぁ。
これもよく言われることだけれど、
子育ては私にとってなんとも味わい深い体験でした。
上の子はもう27歳。そして今日、下の娘が2回目の年女を迎え、これからは子育てというよりは、お互いを尊重しながらそれぞれ自分の足で立ち、各々自立した生活を送る仲の良い共同生活者として、私たち親も新たなステージに向けて歩み始めています。
笑顔いっぱいに力強く元気に歩みを進めている我が子たちを見習いつつ、私たち親も壮年期・老年期に向けて楽しみをたくさん見つけていきます。
なっちゃん。
Happy birthday❣️
いつまでも親子仲良く幸せでいようね😊
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