夏の朝

午前四時、夜空の向こうから薄青い空が広がる。
街はまだ眠っていて、僕は夏の微風に体を震わせた。
朝の匂い、ほんのり甘く懐かしい。
遠くに見えるあの雲は朝の空に映えている。
気づくとすっかり夜が明けて、ベランダで寝起きの街を眺めてる。

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