I appreciate your…
初カキコ・・・どもです・・・
はじめまして!にじると申します。
本記事のタイトルですがシャニマス有識者にはピンと来るでしょう。本記事のヘッダーにも映っている某所背景のカードのコミュから引用しています。
本記事はヘッダーにも映っている大崎甘奈仕様の痛車の制作過程について私自身の思考の整理を含め、まとめたものになります。
私とシャイニーカラーズとの出会い
私とシャイニーカラーズの出会いは事前登録の段階(2018年2月ごろ?)になります。当時はシンデレラガールズを追っていたのですがアイドルマスターというコンテンツに触れ始めてから初の新規IPでわくわくしていました。事前情報の段階では霧子、夏葉、韓国版モバマスのキャラっぽさを少し感じた灯織辺りが気になっておりました。
正式にゲームがプレイ可能になった当初は外出先でWi-Fi環境以外でプレイするのも厳しくリリース日に少し触れた程度で当初はゲームシステムがあまりわからず私向きのゲームではないなと思いほとんどプレイしておりませんでした。
時は少し過ぎ、大宮でのWake Up,Girls!のライブ会場に向かっている際に下道で深夜に県境の山奥を走行している最中友人に任せていた車内でのBGMでたまたまアンティーカのバベルシティグレイスが流れシャニマス、割と曲ええやん!と思いそこからまた少しゲームに触れ始め、アンティーカの曲ということもあり当初は霧子をメインにプレイしておりました。が、ゲームシステムの理解があまりなくWINGの準決勝辺りでの敗退を重ねやはり飽きてしまいました。
時はまた少し過ぎ、デレ6thの埼玉公演に行った際の話になります。そこで話ていた某氏にシャニマスを激押しされます。またその辺りでシャニマス1stライブの最速先行があったと思うのですが最速先行の応募、してかったんですよね。その後ゲームの方再度プレイすることになり一通りのアイドルのWING編をプレイしていく中でとあるアイドルが気になったのでした・・・
僕と大崎甘奈との出会い
これは単純です。リリース当初リセマラ時に出てきたpSSRカードであったこと、イロモノキャラが好きな私としては2chのアイマス系スレまとめでシャニマスのやべーやつ、姉キ〇ガイ等書き込まれていたため、気になりWING編をプレイしました。まぁ当然ながら準決勝で敗退するのですが初めてこの子は優勝させてあげたいなと感じたからです。ほんと偶然ですが。決してギャル系が好きだとかそういった感情はありません。絶対です。
その後WINGを優勝するには運要素とサポートアイドルの強化が必要と学内の友人に聞き、教えてもらった構成でプレイしたところ、初めてWING優勝まで導くことができ、この時泣きました。
1stライブ
ゲームのプレイと共に1stライブに行きたいという気持ちが強くなり、最速先行の後の全先行、一般販売ですべて落ちてしまい、やはり行けないのかという気持ち、最速先行に申し込まなかった後悔が出てきました。しかしTwitterで2日目の夜公演の譲渡募集があり、運よく入手することができました。
シャニマス1stライブって2019年3月9日、10日で行われたんですよね。偶然にもその前日は当時追っていたWake Up,Girls!のファイナルライブでした。1つのコンテンツの終わりと始まりを続けて観るそうそうない機会だったと思います。これがきっかけでシャニマスは終わりまで見届ければいいなと思っていたり、思ってなかったり。
1st初日に関しては会場最寄りのイクスピアリでLVを鑑賞しました。前日のWUGファイナルで既に感情がボロボロだったので河野ひよりさんの挨拶でボロ泣きでした。今までライブで泣くことなんてなかったのに・・・
2日目の夜公演については現地に入ることができ、前日にスクリーンで見たところだ!と感動しました。
2日目も基本は同じ構成でした。しかし、初日公演より明らかに出演者の方々の安定感が増しているんですよね。感動しました。また、各出演者の担当アイドルへの思いが伝わる挨拶で泣きました。
そしてライブを終え、正式に担当が決まりました。大崎甘奈です。
そして痛車へ・・・
ちょうど1stライブの数日後、新車で購入した現在は通勤車になっているスイフトスポーツが納車されました。
スイフトでは4仕様(一部重複期間含む)甘奈を貼りました。
まずはリアガラスにカッティングで施工しました。前車はフィットで当初は痛車を家族から猛反対されたのですが、時間を掛けてボンネット着せ替え→リアガラス短期までなら許されることが分かったのでこの時もリアガラスに施工しました。まぁこれでアルバイト先にも向かうわけで最低限職場での世間体を気にする私には大きなハードルでした。
次はカラステを貼るわけですが、こちらもボンネットを購入し、着せ替えでした。多分2度くらいしか装着してません。現在も持っています。サマパに合わせて夏っぽい感じにしたなぁ~と懐かしい気持ちになっています。
やっとボディ側面に施工しました。最低限ホイール変えてから横に貼りたいと思っていたので施工できてよかったです。こちらは2か月程度でしたが。とある事情で世間体というやつで剝がしました。施工時期としてはバンナムフェス1stの頃でしょうか?
そして念願の同コンテンツ併せができました。どちらも私自身でデザインしたステッカーであること、同車種での姉妹併せができてとても嬉しかったです。
そしてこの時から1年ほど経ちついに両サイドに貼ることができました。当時痛車を初めて3年目くらいです。家族からの諦m・・・理解もされました。
この仕様についてですがストリートファッションの甘奈という概念で作りました。イラストはご厚意でお借りできることになったのでそれに合わせワーゲン系のカスタムを意識しアメリカからホイールを輸入したり、背景もフォトジェニックな壁で撮影しているというイメージでアルストロメリアの花を筆で壁に描いている質感にしたりなど情報量を減らしつつさらっとしたイメージで作りました。しかし横からみた感じは良いものの、前方斜めから見たときにさみしい感じになってしまいました。
施工したのが2020年の9月頃で、結局背景デザインをやり直したくて2020年中には剥がしてしまいました。
そして現仕様へ・・・(その1)
年内で剥がし、2021年になり元旦の夕方、某氏から連絡がありとある痛車制作の依頼が来ました。「となりにシャニマスの痛車作りたいオタクいるんだけど作れる?」と。この時、卒論等もほぼ終わっていて時間に余裕があった僕は「やります。」と答えました。
それがこの車です。
一言で表すならば超めんどくさい依頼でした。それと同時にコンテンツの熱量が伝わって来たんですよね。私が参加できなかったシャニマス3rdライブも全公演自走で行くと聞いていましたし。そして私自身、小学生時代から白のS15シルビアに憧れがあったんですよね。というわけで私自身の気持ちもぶつけることができたわけです。(この辺りは需要があれば別記事にします。)
この車のステッカーデザインの制作を通じてキャラクターの要素の落とし込み方みたいなものを学べた気がします。
そして私自身の車熱も加速し、好きな車で痛車がやりたいという気持ちが強くなり、選んだのがこちら
就職のタイミングで車、買っちゃいました。ニードフォースピード等の影響でいつかは欲しいと思っていたのですがそのいつかのタイミングで買える金額じゃなくなりそうな気がしたので半ば勢いでした。
そして納車1か月ほどで早速ステッカーを貼るわけですが・・・
P@TCH WORKS MEETING 2ndというアイマス痛車オンリーのイベントに合わせて事務員さん施工しました。理由は納車時の状態でこの車は主役になれないから裏方の事務員さんにしました。
そして年は明け、シャニマス4thに間に合わせて足回りだけ弄って貼りました。
シャニマス4thに合わせてこれといって思い浮かぶものもなかったためリアガラスにイラストだけ貼って行きました。1年半ぶりくらいの大崎甘奈仕様ですかね。この間に異なる2アイドル、1事務員経由しています。肝心のライブについてですが何年経っても文句しか言わないでしょう。これも需要があればnoteに書きます。
そして現仕様に繋がる仕様を貼りました。
緋田美琴を貼る経緯については上記ツイートに書いてあるのでそちらチェックしてください。ボンネット~フロントフェンダーにつながるデザインは現仕様へ使えるかお試しという要素が強かったです。
↓結論だけ見たい方はこちらから↓
そして現仕様へ・・・(その2)
ここからが現仕様の制作につながる部分になります。
まず、私自身当初25歳までに痛車をやめると痛車を始めた時から決めていて、最後に1度私なりの思いを込めたステッカーのデザインをしてみたいと考え、好きなキャラを貼るなら好きな車にという思いも当然あり、現在所有しているM3に貼ろうと決めました。
盛り込みたい要素としては以下になります。
・背景デザインに意味を持たせること
・貼るベース車の要素も取り入れること
・左右非対称であること(やってみたかった)
・どの角度からみてもステッカーの施工部分がさみしくならないこと(スイフトでやりたかったことのリベンジ)
この4つでした。
となるとデザインのベースはE46のレースカーあるいはBMW系のワークスカーになるわけですが、1台憧れのカラーリングがありました。
そうE30のシュニッツァーカラーです。Mのトリコロールカラーをアルストロメリアの各アイドルのカラーに置き換えたらいい感じになるなぁと思っていました。しかし、E30とE46ではボディ形状が異なるためうまく馴染まず諦めました。そのあとはE46のツーリングカーを探す日々・・・
そして見つかりました。
2005年のWTCCの1号車のカラーリングです。そしてこの車両シーズン1位なんですよね。縁起が良い。アプリコットの表紙も飾れますね。
というわけでベースとなるレイアウトは決まりです。
次に大崎甘奈の要素の落とし込みです。これについてはまず制作当時大崎甘奈に関わるほぼすべてのコミュを読みました(私たちのためのフレーズ辺りまで)
そして出来たのがこちらです。
イラストについてはlongingの私服衣装を基に桐月レイカ様(Twitter:@reikakrzk_)に描いていただきました。
この衣装を選んだ理由に付いては元イラストが刺さったのと、ギャル感が他イラストに比べ強かったこと、コミュの内容も好きだからです。
イラストは描きおろしにしたいと決めていたので誰に描いていただくか半年ほど悩んでいました。決め手は甘奈のイラストを多く描いていること、誰が見ても可愛いキャラと分かるタッチであること、あとは細かいことを気にせず私の好みです。また、読み進めていくとわかりますが左右で表情差分入れてます。ギャルなのでピースです。
レイアウトについては前述の通り2005年のWTCCの1号車のカラーリングを参考にしています。筆描きのUKの部分にキャライラストをレイアウトした感じです。レプリカ痛車を作りたいわけではなかったのでこの辺りの要素は薄くなってしまっているかもしれません。
ホイールについては何となくアルストロメリアのユニットロゴっぽさを感じたENKEI GTC02です。ステッカーのために買いました。
デザインについて、左右でテーマがあります。運転席側が甘奈の大事なもの、好きなもの。パーソナルな部分の表現です。助手席側が所属ユニットであるアルストロメリアとしての要素を取り入れています。言い換えればアイドルモードの甘奈の表現です。まずは助手席側から取り入れたポイントになります。
まずはボンネットから。正面から見える部分=車の顔になるのでやはりアルストロメリアの花を配置しました。3色の花をユニットの並びに沿って配置しています。
意識した部分としては3つのアルストロメリアの花を円状に配置することです。歌ストロメリアの歌詞で”アルストロメリアの葉は まわる まわる Cipher”とあり、Cipherってサイファーなのでユニットのメンバーがお互いをみながらわちゃわちゃしている感じ、また振り付けで回る部分があるのでこの2つを表現したかったためです。(下記動画1:30~の部分)
次に助手席側側面についてです。こちらも歌ストロメリアから取り入れている要素があって先述の通り”アルストロメリアの葉は まわる まわる Cipher”からで、葉が回ったら周りに飛んでいくからボンネットのアルストロメリアの花から葉が飛んでいくイメージにしようということでこのような感じになりました。また、衣装からの要素を取り入れウィッシュフルリリー、デヴォーティングリンネ、ガルディエーヌ シリーズ、ウェイトレス・パスカラから一部使っています。横全体に配置している+のようなものは葉が飛んでいくイメージと共にデヴォーティングリンネ、ガルディエーヌ シリーズの衣装に入っているのでこちらを取り入れました。
また、ドット柄やレース柄も取り入れています。こちらはウィッシュフルリリー、ウェイトレス・パスカラから取り入れています。
次に運転席側の説明になります。+のようなものは左右でバランスを取るためで特に意味はありません。甘奈の顔の周りに配置しているのは化粧品です。ギャルにメイクは欠かせないので。
余談ですが似た構図でコスメブランドからのオファーというテーマでイラストと曲が供給されると思わなかった・・・
次にこちらを見てください
こちらは感謝祭の共通コミュからです。
こちらは薄桃色にこんがらがってからです。
こちらはアンカーボルトソングからです。
私が読んだ限りでは特定の飲み物をお互い差し出しているのはミルクティーだけだったと思います。
そしてこちらはアルストロメリアのミルクティーという品種です。
甘奈にとって生まれたときから一緒で大切な双子の甜花の要素をこの花で表現しています。
運転席側に1色のアルストロメリアの花、助手席側に3色のアルストロメリアの花を入れているのはイベントコミュ「流れ星が消えるまでのジャーニー」からヒントをもらいました。
生まれたときはふたりで、ひとり
成長し、好きなものも変わっていきふたりはふたり
現在はさんにんで、アルストロメリア
という意味を込めて左右で分けています。
そして、先ほどから運転席と助手席逆じゃない?と突っ込みたくなる方もいらっしゃると思いますが、この車左ハンドルなんですよね。そんな車体の特徴を活かし(?)表現したかったのが左側通行の日本では対向車から見える姿が華やかなアルストロメリアのリーダー、大崎甘奈。シャニマスの世界でのファンの大多数はその華やかな部分しか見えていないし、知らないと思います。運転席側をコスメと花だけのシンプルな構成にしているのはアイドルになる前の甜花ちゃんとおしゃれが好きな10代の女の子という表現で、そちら側に寄り添っているのが運転席に座る私(書いてて恥ずかしいし、一部の人に怒られそう)ということです。
ハチマキに込めた意味
当記事を書いていく中でもう一度制作時に読んでいたコミュなどを読み直していたのですが、その中でever-というカードのコミュがございます。
アンカーボルトソングに関連したコミュになるのですが簡単にまとめると今までのコミュでは過去の思い出に囚われ、変化を恐れていた甘奈が過去の思い出を武器にリップをプロデュースする内容になります。思い出にしがみついていた甘奈が変化を受け入れ、思い出と共に歩んでいこうという心境の変化=甘奈の成長に繋がる重要なコミュになります。
"ever"の意味としてはこれまで、かつて、今まで、いつでも等の意味があります。have you ever〜など中学英語でも出てくる単語ですね
甘奈は自分でプロデュースしたリップをever cherry!と名付けます。この名前に込められたeverは今までの思い出をいつでも思い出せるというeverのいいとこ取りな使い方ですね。賢い、、、
というわけで車体に唯一入れている甘奈を表す言葉としてeverを選びました。
さいごに
ここまでつらつらと書き連ねてきましたが、施工まで終えたのがシャニマス5thの前日でした。間に合ってほんとによかった。5thライブはデレ4thのような何か区切りのようなライブになるのかなと思い、私なりの思いを込めた仕様で向かうことができました。しかし初日の演出でここまでの解釈が全て否定されたんじゃないかと思ってしまい2日目まで内心不安だったのはここだけの話。
昨年は5thライブ、我儘なまま、5.5thライブ全公演この車で向かうことができました。また、今年は6thライブ横浜公演も何もなければこちらの車で向かう予定です。
また3/31に開催される痛車天国2024でも展示予定です。もしよろしければ見に来てください!
よろしければ上記ツイートのリポスト(リツイート)もお願いします。
でなんでこの記事書いたの?っていう結論ですが、黒木ほの香さんのお渡し会に参加した際にヘッダーの写真を印刷したものをお見せしてお話した際に甜花ちゃんと千雪さんがいないじゃんと言われたのでなかなか伝わらねぇなと思ったからです。
以上。