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Twitch フォロワー 100人突破記念

 Twitchで活動を開始してから4,5か月ほどでしょうか。
 2023年8月13日にフォロワー100人突破いたしました!
 見に来てくださる皆様、フォローし続けて支えてくださった方々のおかげで到達できました。ありがとうございます!

 そして本日、宣伝期間に一週間ほどいただいて――といっても、スケジュールに載せたりTwitterでちょこっと言及しただけだったので宣伝不足だったかもしれませんが――宣言通り登ってまいりました。

 

 山頂付近に行く道中はTwitchに残っていますが、時間経過で消えてもいいかなと思っているのでYoutubeには残しません。
 山頂での思い出は残しておきたかったのでUPしました。

 noteには配信を開始するまでの間にあった思い出と、配信終了してからの出来事を載せて残そうと思い、執筆している次第です。

 まずは、家を出てしばらく歩いていた時の出来事。

 人々の寝静まっている朝の4時。
 私はそうっと寝床を抜け出し、水分をたっぷりとり、スマホと日傘を手に持ち家を飛び出した。
 温度の低いサウナ室の中にいるかのようなじっとりと重たい空気の中、あたりに響き渡る足音に耳を澄ませながら私は歩く。
 街灯がお月様が傘を被っているときのように光り輝いて綺麗だったのを見て、今日はきっと見たいものが見れるという期待に胸を膨らませながら空を見上げた。
 ほとんど雲で覆われていて、ほんの少ししか星の輝く暗い空を見ることができなかった。
 満天の星空もいいけれど、こうして少ししか見られない星空もいいもんだなあ。
 キラキラ輝く星を見ていると、一筋の光が空をよぎった。
「あ、流れ星だ!」
 流れ星が流れる間に願い事を3回唱えれば願いが叶う。
 そんな話を昔聞いたことがあったけれど、だいたいの人は流れ星を見て驚いている間に消えてしまうだろう。
 今の私がまさしくそうだった。
 あ、流れ星だ。
 そんなことを心の中でも一緒に呟いている間に消えてしまった。
 綺麗な物が見えただけで充分満足だ。
 そんなことを思いながら、流れ星にまつわるもう一つのお話を頭に思い浮かべていた。
 流れ星は誰かが死んだときに流れるのだと。
 マッチ売りの少女で読んだのが最初だっただろうか。
 どこかで誰かが亡くなってしまった可能性も頭のどこかで考えながら私はひたすら歩みを進めた。
 コッコッコッコッ。
 スニーカーがアスファルトの道を力強く踏みしめる足音があたりに響き渡る。
 自分の足音が好きだと思った。
 聞いていて気分がよくなるリズム感。
 普段はいろいろな音に耳を澄ませて自分の足音など気にも留めていなかったので気づかなかったことだった。
 コッコッコッコッ。
 小気味良く足音を立てて進んでいると、視界の端で猫が飛び出してくるのが見えた。
 ふと目を向けてみると、これがかの有名な猫の集会か! と大はしゃぎしてしまう光景が広がっていた。

 警戒しているのか、こちらをじっと見据える猫さん方。
 スマホを構えた時に少し長めに距離を取ったのが右端の子。
 
 聞きしに勝るとも劣らぬ猫の集会をしばらく眺め、ひそひそ声で「お邪魔しました」と一言挨拶し終えて旅の続きへ。

 猫の集会のときに空が明るくなりつつあることに少しだけ焦りを覚えながら、軽く走って歩いて軽く走ってを繰り返す。
 できれば雲海を配信で流したい。見れるとは限らないけれど。
 今朝家を出た時に見れるようなそんな予感を胸に抱きながら足をはやめる。

 だって今まさに、山に雲がかかって綺麗なのだから。
 もう一時間早く家を出ていれば良かったかな? なんて後悔をしながらも、まだ見損ねたわけじゃない! 最後まで諦めずに歩き続けるんだ! 見れなくたって、流れ星を見ることができて良かったじゃないかと、自分を励ましながら予定時刻に配信開始。

 途中、道の確認で地図を開くと配信が終わってしまった。
 どうやらバックグラウンドで何かをすると勝手に終わってしまうらしい。
 とうとうたどり着いた一本道。
 料金支払いで再び終わる配信。
 心配してくださった視聴者の方。

 そんなこんなでたどり着いた目的地!

 なんて綺麗な雲海なんだ!
 さながら天国にでもたどり着いたかのような絶景に絶句する。
 家について家族から聞いた話だと、雲海が見られるのは秋頃で夏にはめったに見られないのだそう。

 一週間前に立てた予定だったけれど、今日に決めて本当に良かった。
 配信では映せなかったけれど、流れ星を見ることができて、こんなに綺麗な雲海をみんなとみられて本当に良い記念配信にできて心から満足だ。
 しかし私には腹筋背筋100回という宿題が夕方に残っている。

 雲が晴れてきてしまったのでちょうどよい区切りとし、配信を終えた帰り道。

 登山口がどこだったか全く思い出せなかったので、場所を把握するためにけもの道を通って下山するルートを選択。
 久々に通る自然の山道はとても楽しいものだった。
 幼稚園から小学生卒業までの間、頻繁に山に登って遊んでいたのが懐かしい。
 汗でズボンがだるんだるんでずれまくりで最悪な中降りていっていると、蜂の羽音のようなものが耳元足元背後から響き渡った。
 いくら降りてもずっと付きまとってくる羽音。
 冷静な頭の中で、蜂は巣を壊されたり攻撃されたりしない限りはこんなに執拗な追尾はないだろうし、やるならとっくにやっているだろう。
 ということはアブだ。
 アブが蚊たちのように私の血を狙って追いかけまわしているのだ。
 肩にとまった気配を感じ、手うちわで肩のあたりをパタパタしつつ、もう片方の手で持った日傘で体を軽くたたきながら下山する。
 おりきるまでの間、ずっと羽音があとをつけてきた。
 山の中がアブのテリトリーだったらしい。
 山を抜けるともう羽音はしなくなり、晴れて自由の身となった。
 あまりのしつこさに苦笑を浮かべながら獣道への出入り口を把握する。

 水の綺麗さはもちろんのこと、泳いでいる鯉もまた美しいのだった。
 次登る時はこっちから登りたいな。でも、アブや蚊にまとわりつかれるのはもう勘弁してほしいかもしれない。

 下山をしたあとは野暮用のため近くのコンビニへと向かい、川の美しさに見とれながら帰路についた。

 底まで見える透き通った水。
 うっすら青くキラキラ輝きながら流れる様子は、心も魂も一緒に清々しく洗ってくれるようなそんな美しさだった。
 川を泳ぐ黒い魚、流れる川の音、なにもかもが綺麗で落ち着く、そんな癒しの景色を堪能しながら家につきましたとさ。

 腹筋背筋100回は夜のlol配信中に達成しました。
 回数誤魔化されながらも楽しく達成。
 今後ともよろしくお願いします!

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