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せっかくアドバンスをやるなら山を増やしたほうがいい
※個人の思想です。話半分にお聞き下さい。
こんにちは。ぴゅうさんです。
最近は40枚のデッキリストに違和感を覚えるようになりました。
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《13番目の計画》
このカードの登場によって、アドバンスフォーマットは別ゲーになりました。
いや、競技的にはそんなことないんですが。
競技とは逆方向、つまり
クソデッキが無限に作れるようになりました。
少年時代、80枚近くある紙束を40枚のデッキと言い張って弟をボコボコにした経験もあり、私はこのカードが大好きです。いつか8枚使わせてくれ。
分厚い山とはそれなりに向き合ってきたので、デッキリストとともに使用感を振り返っていく、今回はそんな記事です。
あまり真面目な話はしないからね。
愛の無限オーケストラ(50枚)
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Q.どうして山を増やしたんですか?
A.息をするようにLOするから
初手からクソデッキでごめん。
オーケストラ界隈(?)の皆様はご存知の通りですが、王来篇以降のオーケストラは意味不明な出力を誇ります。
ただし引き換えに、ありえないほど山消費が激しくなりました。
仕方なくサイゾウミストなんかで誤魔化す日々を送っていましたが、13番目の計画リリースによって事情が変わります。
「すごい!!山を増やせばLOしない!!!」
唯一の(?)不安要素が取り除かれ、あとは無限に捲って気持ちよくなるだけ。トリガーもフィニッシャーも入れ放題です。
それはそれは快適なオーケストラ生活が幕を開けましたとさ。
曲がりなりにも「山が足りないなら増やせばいい」なんて理屈が通ってしまい、この時から頭のネジが1本外れました。
以降、あらゆるデッキの製作に13番目の計画がチラつくようになります。
ちなみにデッキ枚数は60→55→50→45→50という変遷を辿っています。
別に根拠はないんですが「よくわからないけど50枚が一番ストレスなく回るんだよね」という謎理論が確立されました。
この謎理論、なんと次に活かされます。
詭弁①
山を増やすと寿命が伸びる
4cギャラクシールド(50枚)
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Q.どうして山を増やしたんですか?
A.やりたいこと詰め込んだら溢れた
問題作です。
まあ一応、それなりにLOと向き合う山ですからね。
ここでも語っていますが、元々は45枚のリストを弄っていました。
事故負けは論外なので初動は妥協しない、赤単とJOを受け切れるだけの受け札を確保しつつ、ドラグナー対面でグダらないようにリソース札もしっかり採用する………
枠が!!!!足りねえ!!!!!!!
至極当然である。
「でもキーカードを減らすと盾落ちやボトム落ちが悲惨だしマナ置きも難しくなるし、かといってこれ以上ミスティ増やすのもなあ……」
なーんて考えていたところに先のオーケストラを思い出します。
「いや、50のオーケストラは回ってたわ」
そしてリストを見比べてみます。
「どう見てもオーケストラより基盤強いわ」
🤔
🤔
🤔
😂「うーん、ミスティおかわり!w」
🤣「急に5枠空いたwwwwwwwwwwww」
詭弁②
山を増やすと枠が増える
青黒カリヤドネ(45枚)
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Q.どうして山を増やしたんですか?
A.受けマシマシにしたら溢れた
秋のGPに持ち込んだやつ。最大手のガイ覇に不利なのに何考えてんだろうね?
でも、カリヤドネっていう山、好きなんですよ。構造が好き。
動きが安定していて、受けもあって、ループ勝ちも殴り勝ちもできる。
初動引けない負けとノートリ負けがこの世で一番嫌いなので、そういう事故と無縁なのもGood。コンセプト自体はGP向きだから(震え声)
で、この時目標にしたのは「アポロに負けない」こと。
天罰、決断、星雲人をそれぞれ4投することで、絶対に踏ませてやるという強い意志をデッキに込めました。
仮にノートリ貫通で負けた際、「トリガー削ったせいで負けたのかなぁ……」なんてことを考えたくなかったのです。信条の問題ですね。
そういうわけでトリガー12枚を最初に固定。デッキメーカーに初動やコンボパーツを適当にぽいぽい放り投げてと──
あれ……あれあれ……枠が足りないぞ……?
😕
😕
😕
😉「増やしちゃうか、山」
詭弁③
山を増やしてでも守りたいものがある
ダーツデリート(45枚)
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Q.どうして山を増やしたんですか?
A.悪い人にそそのかされた
???「山を増やせばダーツを山に残せる」
ぼく「ふむ」
???「この山はダーツさえ撃てれば勝つ」
ぼく「たしかに」
???「サークル含めて5枚あるから引いて勝つ」
ばか「天才だ!それやります!」
3-3
詭弁④
でもリストは綺麗
デイガドルマゲドン(45枚)
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Q.どうして山を増やしたんですか?
A.4枚積みたいカードを4枚積んだら溢れた
春のGPに持ち込んだやつ。今となってはお馴染みのデッキタイプですね。
パルテノンとアルモモでサガに対抗、盤面のゲームを禁断爆発で破壊、よくわからない対面にも最終モルトとデスザロストでマジレスできる銀河最強の山(自称)でした。
構築理念は先述のカリヤドネと同じで、「初動と受けの枚数は妥協しない」という地点から調整が始まりました。マゲの強みは禁断爆発カウンターだしね。
その中でも、デッキを回しながらアルモモの種になるドルーターくんの使用感が良かったので、その軸でリストを弄っていくことに。
さて、上記リストから削れそうなのは……アルモモ4枚目、デスザロスト4枚目、グレンモルト4枚目、ドルーター3枚目、ベガスランチャー、ハヤブサマル………?
なんか、弱そうじゃない……?
パワカやシノビを削ってまで得られるのは『再現性』とかいうよくわからない代物。
ぶっちゃけ40が45になったところで誤差だし、ドルーターが絡めば無視できるレベルです。
ちゃんと計算してないから本当に誤差なのかは知らんけど。
最終的に「強いカードは4!」と叫びながら45枚のリストを3人でシェア。
手応えはよかったものの、7回戦あたりで仲良く予選敗退となりました。
40枚か45枚か…どちらが正しかったのか、クラジャのヤケクソパンチがノートリ貫通した私にはわかりません。
(何踏ませても勝ちだったのに……😭)
詭弁⑤
40も45も大して変わらないので45のほうが強い
(小話:デュエパーティー)
山が分厚いといえばデュエパもそうです。
ハイランダーなので勝手は少し違いますが、初動を何枚採ればいいか、受け札の枚数は、といった構築論は世に出回っています。
たとえば、デュエパで同卓した対戦相手が2ターン目にフェアリーライフを唱えたとして、それを見たあなたは「山60枚なのに初動引いてんじゃねえよ!!!」と叫ぶでしょうか。
……叫びませんよね?
2ブーストが十分な枚数搭載されていることが予想できますから。(でも3tデドダムされたら叫んじゃうかもな)
ですが、アドバンスの60枚山で同じことをすると「山60枚なのに初動引いてんじゃねえよ!!!」と叫ばれることが多々あります。
山増やすなら初動も増やすに決まってるだろ!
詭弁⑥
デュエパ山が回せるんだから60枚の山も回せる
4cギャラクシールド(60枚)
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Q.どうして山を増やしたんですか?
A.ノリと勢い
この辺りから思考がおかしくなります。
GP以来半年ぶりのアドバンス。環境はよくわからないけど、どうやらマジックとアナジャとガイ覇と4ドラと天門が強いらしい。ふーん。
「テック団で禁断飛ばせば勝てそうじゃね??」
漠然と感じていたことですが、アドバンスで重要なのはメタ読みよりもデッキパワーと練度です。
外部ゾーンのおかげで環境外の山にもデッキパワーが担保されているので、使い慣れた山を握れば練度勝ちが十分狙えます。
変なデッキ(褒め言葉)の入賞が比較的多いのもアドバンスならではですね。神ゲー。
というわけで(?)使い慣れた籠城を選択。
そういえば正義全帝とかいう切札も貰ってたし、改めて構築を見直そうかな。
元の基盤を流用して……禁断討伐用のカードをたくさん入れて……せっかくだし禁断星樹も採用して……あっバイケンあると面白そうだな………
気づいたら山が64枚になってました。
仕方なく4枚削って60枚にしました。
まあ、50も60も誤差か!w
これまでは「枠の都合で仕方なく山を増やす」ということが多かったんですが、この時は完全にノリと勢いです。
せっかくのアドバンスだし好きな山で楽しもうの精神でした。
そんなこんなで当日の戦績はというと、
初戦から禁断なし5cに当たって絶望するも山が強すぎて殴り勝ち、4ドラとガイ覇の禁断を吹き飛ばしてノルマを達成、アポロがノートリ貫通、3tクランヴィアからガリュミーズが飛んできて爆発四散……アドバンス面白すぎるだろ!!!
お情けで予選を通過して「こりゃリザルト入りで話題になっちゃうな〜〜〜」なんて妄想してたら初動を引けないまま天門に虐殺されました。
あの山、強すぎませんか。
オーケストラの項で提唱した謎理論の正体、
それは「初動やトリガーが狙い通りに機能するのは50枚まで」ということだったのかもしれません。
でも、やっぱり、60枚のほうが楽しいや。
詭弁⑦
+5枚は誤差だけど+10枚は誤差じゃない
青緑ジャイアント(60枚)
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Q.どうして山を増やしたんですか?
A.現代のテーマデッキは40枚じゃ組めない
『ファーーーーー❗️❗️❗️甘い甘い❗️🍭🍬🍫』から毎弾コツコツと強化されていたジャイアントは、シネラリアと超重竜の実装によって完全体になりました。
……が、できることが多すぎるのです。
アカネの無限リソース機構、優秀なメタクリ、マッハファイターと銀河竜による盤面制圧、無数のコスト軽減で大量展開などなど……
初動や受け札の採用も考えると、とてもじゃないけど40枚のデッキに詰め込むのは無理でした。
かといって何かを切り捨てるのは、なんか、嫌でした。我儘だねえ。
メタクリやフィニッシャーが削られたリストを見かけるたびに解釈違いを起こす日々。
やりたいことを絞ったほうが動きが安定するのは、もちろん分かっています。分かってますけど。
俺はデッキをブン回す"剛流振"がやりてェんだよ!
とりあえず試してみるかとデッキメーカーを開き、やりたいことを全部詰め込んだ嘘デッキをDiscordのゴミ捨て場に不法投棄。
「そのうち気が向いたらフリー用に組むかね」くらいに考えてたんですが、ふと目をやると翌日にアドバンスのCSが。
夕方の予定もなかったので、せっかくだし遊びに行くことにしました。
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こんなに勝つとは思ってなかったけど!!!
そもそも初動の層が厚く、山を掘る性能も十分、その上でメタクリもフィニッシャーも大量に採用してるんだから、デッキパワーは文句なし。
いや、マジで40枚のジャイアントとは別物でした。格段に強くなってます。山を増やしただけなのに。
こういうアプローチ、他のテーマでもできそうだよね。(無責任な提起)
詭弁⑧
強いカード40枚よりも強いカード60枚のほうが強いに決まってるんだよね
青黒カリヤドネ(60枚)
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Q.どうして山を増やしたんですか?
A.やりたかっただけ
この男、アドバンスのCSをコンテスト会場か何かと勘違いしている。
デッキの性質上、ちゃんと回るのは分かっていました。
これまで作ってきた分厚い山のおかげで構築のコツも身についています。デュエパ練度やね。
枠を広げたことでトリガーをたくさん積めたり、チャージャー+契約のパッケージも搭載できました。
山が厚いせいでループ突入まで5分くらいかかるけど、山を掘り切ること自体は余裕です。特にアイアイサーは本当にすごい。60枚じゃなくてもいいから一度試してほしい。
夜な夜な一人回しするくらいには気に入ってしまい、CSにも2回持ち込みました。
まあ、勝ち切れないのも分かってたけどね……
相当上振れないと4キルなんて不可能だし、環境上位には軒並み不利。
墓地メタの意識が薄いのは追い風だけど、ラフルルもゾージアもペルフェクトも無理です。
あと、盾落ちケアを謳っていながらカリヤドネくんは3回も盾落ちしています。そういうところも可愛いんだから。
間違ってもCSに持ち込んではいけません。
詭弁⑨
山が増えても変わらない現実がある
おわりに
いかがだったでしょうか。
なにかと敬遠されがちな13番目の計画について使用感を言語化してみました。
こうやって好き勝手語る記事もたまにはいいね。筆の進みが過去一早くてウケてる。
なまじ実績があるせいでタチが悪いんだけど、この記事の内容を鵜呑みにしないでくださいね……?
確率論に反しているのは間違いないですから。
数々の詭弁を真に受けられても困るので、本文には一部ウソを仕込んであります。
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真相は自分の目で確かめるんだ。
おしまい。
アドバンスもデュエパもたのしいよ。