『猫と竜』とわたしのこころ #01
『猫と竜』とは
『猫と竜』という物語を知っているだろうか
以下、2020年のニュース記事を引用する
本連載では主にコミカライズ…マンガの単行本版を扱う
未読の方、原作のみ既読の方はネタバレにあたる部分があるかもしれない
お気をつけいただきたい
わたし、ネコノヒデキについて
40歳、音楽まわりを中心に
さまざまな活動を行ってきた
しかし世の中が荒れるたび…
そして私が年齢を重ねる度、
活動が思わしくなくなっていった
そして2022年8月現在
まったく世の中に知られないし
新作を出しても反応されない音楽……
さらには知人友人は一気にいなくなった
音楽としてわたしはめでたく【オワコン】となった
私生活としては氷河期世代中年の最底辺である
そのあたりは詳しくは語らないが…
ニュースで【氷河期世代】とか【貧困】とか
そのあたりを検索していただければ、
その平均値の下の方にいるとお考えいただきたい
わたしは読むのをやめた
自己紹介もそこそこに、本題に入ろう
いつごろだったか…多方面から
「『猫と竜』が面白い」
とすすめられるようになった
それはおそらく、10年ほど読んでいなかった
マンガへまたハマったことがある
(理由は電子化が進んだことでの
WEBマンガ活性の波が
わたしへ押し寄せたことがあるが割愛)
また、わたしの名前が
【ネコノヒデキ】
と猫が入っていることもあるだろう
実際、猫好きだし、写真を見つけてはRTしたりしている
なんやかんやあって…
マンガ『猫と竜』3巻まで購入した
当時出ていた最新巻である
これだけ人からオススメされるのは間違いない、
そして表紙絵がツボであった
読んだ
1話読んだ
そっと 閉じた
もうそのときには嗚咽をともなう号泣である
とてもオッサンがやっていい泣き方ではない
【男には人生で泣いていいときが…】
…という話なんか、そこにはないのである
自分が泣く要素がすべて詰まっていた
これは物語がどう、ということは一旦さておき
わたしが物語の展開や演出で泣く変人なのだ
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の冒頭、
ギターを大音量でかき鳴らしてふっとぶ流れで号泣である
解説はできるが映画解説Youtuberとか見たほうがはやい
それと同様のものが『猫と竜』1話で刺さってしまった
その後、何度かトライするも、読めずにいた
号泣するからである
男には人生で(略
SNSのおどろき
ときはながれて、他のマンガでも同じようにやめたマンガがたくさんあった
とりわけ実社会にそうもの・感動するものは読まなかった
気楽なもの、考えないもの、ジャンクなもの
そういったものに流れていっては途中でやめていた
…飽きたのかも…と不安になっていた
それが続いた日、
『猫と竜』のセールがあったため
わたし
「泣いちゃうけどオススメだよー」
とおどけて引用RTした
するとそこにリプライ
???
「そんな危険な書物じゃないはずですよ・・・!」
…いやいやしってますよー!と思ってプロフィール欄みると…
原作者アマラさん本人から!!!?!
必死で過去にあった
「号泣して読めないんだ」
と伝えたところ
アマラさん
「楽しんでいただけたようで、何よりですw 笑えるエピソードもあると思いますので、良ければ楽しんてみてください・・・!」
といただき……
これは読まねば…
いや、読む機会を与えていただいたんだ…
【覚悟を決めろ】
となったわけです
(アマラさんには背中を押していただいたと感じてます)
わたしは再びページを開いた
先程『猫と竜』1話を見ました
…泣かなかった
…というより、泣けなかった…?
数回読み返すと初回とは違う発見があった
・やってきた猫は「猫」ではないこと
・「猫」ではないカミングアウトは尺とるため意図的にカット
そして最大に気づいていなかったところ
・1話終盤「猫代表」と王の話し合い
魔法について「猫代表」は「かんたんに精霊から知り得る」と言ってる
→人はその時点で精霊と話す手段がなかったか魔法を禁術として封印していた
→「猫代表」はそれも知らないし、精霊と人間の関係も知らない
→「猫代表」は母から教わっただけ
→結局、誰もなにもわかっていないけど禁止したり恐れてた
という重大事実が発覚する場面
ここ、初回で見落としてた
しかし……
今だと見えた
これはなにかチャンスなのでは…?
と、この気持ちを共有するため
中年の読書感想文をnoteにまとめることにしました
普段ツイッターでも感想は書いているのですが
結局280文字でなにも伝わらない
……もう、音楽で伝わらない想いはさんざん味わいました
なにかにしばられて表現を曲げて、伝わらないことはしたくないのです
だからこそ最初で最後になるかも…
という想いでnoteに読んだ感想を
これからすこしずつ書いていきます
ぜひ次のページを開いて、なんか書いたらのぞいてくださるとうれしいです
最後に
面白いと推してくださった
・かーずSPさん https://www.karzusp.net
・きんどるどうでしょうさん https://kindou.info
には感謝を
……そして『猫と竜』
原作・アマラ さん
漫画・佐々木泉 さん
キャラクター原案:大熊まい さん
ほか出版社など関係各位に多大な感謝を
現在手元にはマンガ6巻まであります
しばらく続きます…
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