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Yoututbe shortsの「ループ再生 お願い」は【意味がない】と注意喚起したい

最近、YouTube Shortsのループ再生がブランディングに効果があるという噂が流れています。

様々調べましたがソースはありません。
ただ、機能的にループが追加されたのでは?というくらいですが、PCだとあらゆる手段で出来ますし、アプリだとバージョンや機種で違います。

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ここからは私見です
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結論から言うと、「ループ再生」という行為がブランディングに直接効果がある」という根拠は今のところありません。

しかし、「ループ再生によって動画を2回フルで見てもらうこと」 は、ブランディングに効果的な可能性があります。

解説します

◆ループ再生とブランディングの関係:勘違いしやすいポイント

まず、勘違いしやすいポイントを整理しましょう。

  • 「何度も見て」という表現は誤解を生みやすい: ループ再生は、動画を連続して再生する機能です。単に「何度も見る」こととイコールではありません。

  • 元々の「何度も見る」って?:公開したからには何度も見てね!という話です。

  • 何度も見たら試聴回数に効果あるよね?:ありません。ひとり一回です。これはshorts以外でも同じです

  • 効果があるのは2回フル視聴: ループ再生によって動画を2回フル視聴してもらうことが、ブランディングに効果的な可能性があります。

つまり、新機能によって誤解が広まった、という私見です。
ただ、Youtubeが大々的に新機能として発表すれば効果はありますが、今のところそうした発表はありません。
そして、動画を送信する負担からYoutube側がその動きに乗るのは考えられません。

では、ループ再生が本当に効果的なのは何か、という点です。

◆ループ再生がブランディングに効果的な可能性

  • 動画を見た 短時間の動画を2回フル視聴することで、繰り返しみたくなった、と認識できます。

  • 見たからチャンネルをすき: 上記の流れで視聴者はこの動画とチャンネルに興味を持ったという認識を、Youtubeに機械的に認識されます

  •  ほか動画に影響: あとは高評価などと同じでサジェストに出やすいです

2回再生は効果があります。
ループ再生が嫌われる理由は、江南スタイル騒動あたりを見れば一目瞭然です。

動画データをストリーミングさせるにはものすごい負荷がかかります。
Youtubeはその負荷をCMなどで補っていますが、悪用されてはたまったものではない。
そこでおこるデメリットを紹介します。

◆ループ再生のデメリット

  • 試聴回数はカウントされない:同一人物がずーっとまわせば試聴回数は一回。延々とループしても同じです。

  • botとカウントされる:さらにループする行為はbotとカウントされます。つまりは迷惑行為です

  • 試聴回数削減: 迷惑回数とカウントされたものは1~2ヶ月後には精査され、削減されます。

  • 見た方→bot判定: 見た方はbotとカウントされます。ループさせた動画以外でも不正行為を働いたとみなされ、迷惑をかけるおそれがあります

  • 動画公開側→扇動: 動画側はそれを扇動した、もしくはbotを操ったと認定されて、試聴回数の訂正から、収益化剥奪やアカウント永久バンなどが考えられます。

  • ちなみに、アカウント永久バン:Youtubeはgoogleアカウントと連携しています。googleでのサービス…gmailやドライブなど、すべて凍結となります。

ざっくりと、全員に得しないことばかりです。転送量はかかるし、動画処理はしなくちゃいけないし…そのうえ最初の目的の再生数は伸びない。意味ないです。

◆ではどのようにショートを活かすか

他でもさんざん言われていることですが

◆動画提供側:ただループする行為はbotとカウントされます。つまりは迷惑行為です
5秒ほどでスワイプされないようにし、30秒ほどでおさめて、ファンには3回あたままでループ(=2回フルで見てもらう)ことです
強制せずにコレを行うなら、
・1回目見ると普通の内容で最後になにかひっかかる仕掛けをする
・2回見ると本当の内容がわかる
といった感じ

・カンタンな例:
普通に始まるショート、終わりかけ5秒手前で
「実は最初から変わった場所があります!どこだ?!コメントで答え合わせ!!当たったら高評価おしてね!」
とかだと、2~3日はコメント欄を管理することで正解がわかります。
この流れができると2回目をみせてコメントも押させて、高評価も押させる自然な流れとなるでしょう。

◆見る側(応援したい):
2回フル見る ・高評価を押す ・チャンネル登録する
・その動画にポジティブなコメントをする(投稿者にふぁぼもらえそうならなおよし)
・共有ボタンで各種SNSに楽しさを共有する
→要はYoutubeがほかからお客さんを奪い取りたいので、その手助けになったと判断されると、Youtubeはそのチャンネルを使えるやつだー!とサジェストに出してくれます

・上記行為を他人と自分に強要しない
→単純にみんな疲れます。これは推し疲れと同じです。推し疲れは結果応援対象に帰っていき、疲弊します。みんなに優しく。

・まとめると…
Youtube内でこの動画は役たってるぞー!うおおお!!と楽しめばよいのです!!!!
ただヨソの動画やSNSでは一切名前出したり迷惑かけない!!


まとめ

YouTube Shortsのループ再生は、ブランディングに直接効果があるわけではありません。しかし、2回フル視聴を促すことで、ブランド認知度向上やエンゲージメント増加につながる可能性があります。

逆に、延々とループ再生するのは大きな間違いです。Youtubeの負担になります。やめましょう。

ループ再生を活用する際は、動画の内容や視聴者の行動を考慮し、効果的に活用しましょう。

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