食物経口負荷試験ではどんなことをするのですか?
該当する食物を
複数回に分割して
症状の誘発がないことを確認した上で
徐々に量を増やしながら摂取することで、
アレルギー症状の有無や、
どの程度の量で
どれくらいの重症度の症状がみられるかを
確認します。
食物経口負荷試験で摂取する量は
その目的や
これまでのアレルギー症状や
血液検査結果(特異的IgE抗体など)
を参考にして
決められます。
最後に摂取してから2時間程度は
アレルギー症状が出ないかどうか
経過を確認します。
途中でアレルギー症状が出た場合は
それ以降の摂取は中止し、
症状を改善するための治療を行います。
負荷試験結果によって、
該当食物の除去を継続するか
どの程度の量が摂取できるか
などの指導を受けられます。
以下のURLから「小児アレルギー疾患保健指導の手引き」のPDFを無料で入手可能です。
https://allergyportal.jp/wp/wp-content/themes/allergyportal/assets/pdf/tebiki-1_1.pdf
<参考資料>