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Photo by
shinsukesugie
学童期に発症しやすい食物アレルギーの特殊なタイプ
食物アレルギーの特殊なタイプとして
これまで食べられていた食品にアレルギーを起こす
2つのタイプがあります
これらは
学童期に発症しやすいため、
その可能性について
学校側とともに
認識しておくことが
望まれます
花粉食物アレルギー症候群(PFAS: Pollen Food Allergy Syndrome)
花粉に対するIgE抗体が、
果物や野菜にも反応するために
起こります
消化されると反応しなくなるため、
ふつうは
口の中がピリピリする、
耳の奥の方が痛くなったり痒くなったりする
などの症状で
治ります
しかし
大量に食べた場合は
全身症状が
でることも
あります
かつては
口腔アレルギー症候群(OAS: Oral Allergy Syndrome)
とも言いました
食物依存性運動誘発アナフィラキシー
食べただけでは症状を起こさず
食後に
運動が加わることによって
アナフィラキシーが起こるタイプ
です
運動によって
腸での消化や吸入に
変化が起き、
アレルゲン性を残したタンパク質が
吸収されてしまって
起きる
と
考えられています
<参考資料>