Q02. ぜん息とアトピー性皮膚炎は関係あるの?
乳幼児期にアトピー性皮膚炎があるお子さんは、
ぜん息になりやすいと言われています。
乳幼児期のアレルギーは
成長するにつれて、
いろいろなアレルギー症状が
出たり消えたりしていくことが
大きな特徴です。
これを
マーチ(行進曲)にたとえて
「アレルギーマーチ」
と呼んでいます。
例えば
赤ちゃんの時に
食物アレルギーやアトピー性皮膚炎になると
1-3歳頃に
気管支ぜん息になり、
少し大きくなってから
アレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎になる、
というケースが
見られることがあります。
もちろん
個人差はありますし、
全員が
同じルートをたどる訳ではありません。
しかし、
アトピー性皮膚炎の赤ちゃんは
4人に1人がぜん息になり、
喘息の子の2人に1人は
アトピー性皮膚炎があるか、
以前になったことがある、
と言われています。
ぜん息の発症予防のためにも
アトピー性皮膚炎を
きちんと理解することが大切です。
アトピー性皮膚炎への疑問や不安を解決し、
正しい治療に取り組んでください。
<参考資料>
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