【リスクあり】MacOSをダウングレードする方法｜旧バージョンに戻す手順と注意点

前回は、テストのため、MacOSを最新版のSequoia Betaにアップデートしました。このバージョンはベータ版なので、動作の不具合を引き起こしたり、特定のアプリが使えなくなったりする不具合があります。サードパーティ製アプリで録画、キャプチャする度に、毎回アクセス許可を求められるのは煩わしいです。旧バージョンに戻したいです。実際の手順をゼロから試しました。

ここで、MacOSを旧バージョンにダウングレードすることを検討している方々に具体的な手順や注意点などをわかりやすく説明します。

Macのダウングレードとは？どんなリスクがある？

Macのダウングレードとは、Macを最新バージョンから前のバージョンに戻す操作です。
これは、最新バージョンに慣れない、バグが多い、または特定のアプリが最新バージョンに対応しないなどの場合に行われることです。実際に試してから、バージョンを戻ることができますが、いくつかのリスクが伴いますので、慎重に行う必要があります。

データ損失のリスク

システムをダウングレードすると、新しいosがダウンロードしてインストールされますから、すべてのデータや設定が消える可能性があります。作業を始める前に必ずTime Machineや他の方法でデータのバックアップを行いましょう。

Macをバックアップする３つの方法：https://x.gd/btFPf

ダウングレードはかなり時間かかる

ダウングレードの手順がすこし複雑で、かなりの時間もかかります。6時間もかかるケースもあります。

対応していないMacにSonomaをインストール：https://x.gd/AQpS4

バグが発生しやすい

最新バージョンでは常にバグや不具合の修正が行われていますが、古いバージョンに戻すと、特にマイナーバージョンにダウングレードする場合、以前の不具合が再び発生する可能性があります。

Macos Sonomaの不具合と対策リスト：https://x.gd/UyFZa

MacOSをダウングレードする方法

ここでは、具体的な方法を説明します。手順が簡単な２つの方法を紹介します。

方法1：Time Machineを使ってパソコンを旧バージョンに戻す

もし旧バージョンでTime Machineを使ってバックアップを作成したことがあったら、Time Machineを利用して、そのバックアップを復元すれば、ダウングレードできます。

Step 1: Macを再起動し、起動中にCommand + Rキーを押して復元モードに入ります。

Step 2: 「Time Machineバックアップから復元」を選択し、画面の指示に従って、MacOSをインストールします。

方法2：macOSを再インストールしてダウングレードする

Step 1: Macの電源をオフにする。

Step 2: 電源ボタンを押し、Shift + Option + Command + R を押し続けて、「ネットワークに接続」画面が表示されます。そこで「続行」をクリックします。

Step 3:macOSユーティリティで「macOSを再インストール」をクリックして、Mac に付属していたmacOS、または現在入手可能な最も近いバージョンをインストールします。

MacBookの指示に従って、Macをダウングレードします。

今回はスクリーンショットを撮らないため、詳細な手順は記載できません。スクリーンショットを撮り次第、すぐに記事を更新します。