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言えない悩み

私の知り合いに「話をききます」と言う活動
をしている方がいます。
見ず知らずの人が行き交う街中で…「街中でそんな人いるの?」っと思うかもしれません。
しかし、話をしたい人の多くは、「こども」です。なぜ、子ども達は話を聞いて欲しいのでしょうか?
悩みは、友達や家庭の中のものもありますが、将来や未来への不安を感じる中高生が多いそうです。
「自分が社会にでて何ができる?」や「どんな仕事ができる?」「やっていけるのだろうか?」などが不安や悩みであるそうです。
私が遊びやゲームなどやっていた15歳の頃、「自分が仕事をする、社会に出たらどんな姿だろう?」っと登校中に考えた事があります。
答えは、「わからないけど、何とかなるやろ」
でした。インターネットなどない33年前
日々の生活の中でも、現在と比べて生活の中で、自分で考えて行動する事が多い環境であったと感じます。
例えば、電車に乗るにしても、「自分で調べて切符を買う」昔とくらべ今は親が「ICカード」にチャージをしていれば、「ピッとするだけ」です。
どれだけ考えなくて良いか?
便利な世の中であると同時に、「考えなくて良い」ことも多くあり、親が準備していたことを見ていないと「やり方も知らない」事になります。
また、学校教育においても「デジタル教育」が多くなり、「字を書く事」ですら少なくなってきています。目が悪くなるのも当然かと感じます。
私より高齢の方は私の姿をみて「なぜ、自分でできない?」とよく言われていました。
情報がすぐに手に入ったり、便利な世の中になっている一方で「考えること」が少ないのでは?
と感じます。
情報化社会において、パソコンやプログラムは一つの「道具」です。
道具を使って何かをするには、経験と考えることが必要ですが、それは「幼い頃から培われてきたもの」だと思います。
15歳の私が「何とかなるやろ?」が今の子ども達には、「不安」になる現在…
様々な教育の場で、「試験勉強」ばかり優先している環境に原因があるのかと感じます。
学校で学んだことを生かす環境や生活や経験をする事も子ども達には必要かと感じます。
「悩みを言えない」子ども達へ明るい未来を見せていく、導いて行くのも我々と社会ではないかと考えます。

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