『プリズム』参加者レポート(12)
レポート作成者:匿名
ドラマチック界隈の最初のワークショップ、#1『プリズム』に参加させて頂きました。私はワークショップには参加者の主体性が必要だと思っています。そこに重点を置いた体験型の講座をワークショップだと思っているのですが、最近はワークショップとは名ばかりでただ講師の(理論や裏付けのない)好みを参加者に強要して委縮させるようなワークショップ、または何の発見もないただ楽しいだけのワークショップが多くなっているような気がしています。『プリズム』はそのどちらでもなく、いい塩梅で楽しく、参加者とファシリテーターがどちらが偉いというわけでもないちょうどいい感じのワークショップでした。今回のファシリテーターが元お笑い芸人さんだったからなのか、なかなか演劇の文脈で出てこないようなやり方で進められていくワークショップはとても刺激的で、そして発見に満ちていました。場の安全性を主催の方が確保してくださっていたのもとても良かったです。