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『プリズム』参加者レポート②
レポート作成者:萌々花 さん
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ファシリテーター
【エンニュイ 長谷川さん】
ドラマチック界隈
【20歳の国 石崎竜史さん】
【かまどキッチン 佃直哉さん】役者や役者に興味がある参加者を含む合計16名で濃密な5時間を過ごしました!
【自己紹介→漫才→本読み→演じてみる】という流れ
漫才を通してほぼ初めましての皆さんについて知ることができ、特別ウケを狙わなくても各々の共通点や発見が見えた瞬間が面白かったです。
花が咲くように相手に心を開いた瞬間が目に見えて分かり、この手法をもっとたくさんの方に知ってほしいと感じました。
続いて3グループにわかれて「無表情な日常、感情的な毎秒」の本読みを2回行い、3回目から本を手放し演じるワークを行いました。
このやり方は初めてで、少し不安を抱えながら板に付きましたが始まってみると意外と要点は覚えているし、素直な反応が見られて楽しかったです。
細かな「目的」について考えすぎて行き詰まってしまう癖があるのですが、普段バイト先で会話を繰り広げているのと同じくらいスムーズに、明確に本筋をなぞりながら他人の人生を歩めた気がして、長谷川さんの現場でもっとこの手法に触れてみたくなりました。
特に「普通調査」をしている時間は各々が活き活きと自分のことのように話を繰り広げていて何時間でもやれそうでした。
山田という自分と同じ年の役をいただいて演じましたが、他者からの印象や真面目さから抜け出せないもどかしさ?苦しみ?と、会ったこともない「店長」との日々が思い起こされ、この調査と散骨を経て解き放たれた気がして涙が溢れました。
長谷川さんの「あくまで自分の意見」という姿勢・ドラマチック界隈のおふたりが好奇心を持って活動されているのがとても居心地よくまた参加したいと感じました!