シングルでいる自分を恥じてしまう時
とても素敵な女性に、
あなたは、本当に素敵ね。
と褒めたとき、
彼女はすぐに答えました。
「そうやって褒めて頂いて嬉しいんですが、
ではなぜ、私は今でもシングルなんでしょうか?」
お料理も上手で、
かわいらしくて、
とてもおしとやかで、
ほんわか暖かみのある彼女。
男性ならきっと、彼女を妻としたいのではないかな、
と思います。
でも、彼女はなぜ今もシングルなんでしょう?
「こんなにも頑張っているのに、
どうして私はシングルなの?」
そう思われる方、多いのではないでしょうか。
私もそうでした。
こんなに頑張っているし、
まあまあ自分のことを素敵だと思えている。
あとは彼さえできれば、いいだけなのに、
でも、
なぜ私はまだひとりなの?
私はずっとそう思っていました。
あとは、彼さえいれば。
何度思ったことでしょう。
自分をまあまあ素敵だと思えているはずなのに、
でも、
35歳を過ぎても、ひとりの私は、
なんだか、
人格的にも劣っているような気さえして、
自分が中途半端なような気がしていました。
シングルでいることを
すごく恥じていたと思います。
もっといえば、
周りからも
「かわいそうなひと」
と思われているんじゃないか、とさえ
思えていました。
だから彼ができることで、
自分の人生がようやく完璧になるんだ思えていたのかもしれません。
さらに、
こんなに頑張っても彼ができないなんて、
私はそういう星のもとに生まれてるんじゃないか?
と思ってしまい、
結果、自分の明るい未来が信じられなくなるという、
ますます、悪循環に入り込んでいました。
どんなに頑張っても彼ができないのは、
私が、シングルでいる自分を「劣っている」と思い、
そんな自分を恥じていて、
自分が人間的に問題があると心のどこかで思ってしまい、
本当の意味で自分を認めていなかったから。
シングルだって、
自分が劣っているわけでも、
魅力がないわけでもない。
シングルでいる自分だって、
ちゃんと愛してあげなくちゃいけない。
シングルの自分を認めてあげる。
それは今を受け入れることになり、
今この瞬間の自分をちゃんと愛してあげることに
つながると思います。
シングルの自分のこと、
ちゃんと愛してあげていますか?
彼がいても、いなくても、
自分の素晴らしさに気づけていますか?
シングルなのは、
きっと今だけです。
だから、シングルの今を楽しみ、
シングルの自分をちゃんと愛してあげてくださいね。
今日もお読み頂き、
ありがとうございました!