京都芸術大学に入る前にIllustratorの基礎をやらねばの巻①
勢いで申し込んだものの、デザイン科イラストレーションコースに行くのにIllustratorもPhotoshop もできない自分である。
京都芸術大学の説明会ではどの講師も「初めての人でも大丈夫です。1から教えますから」と優しい顔して言うが、その言葉を鵜呑みにするほど若くはない。
いざ課題提出となった時に、基礎を少しでもやっていたのとそうでないのとでは絶対に違うし、思ったものができなかったり時間が余計にかかったりしてイライラするに決まっている。
ましてやオンデマンドだとその場で聞くこともできないから、ひとつ操作が教えられた通りにならないと先に進めず「なんでやねん!」とPC画面に向かって吠えることになる。
Illustratorはそんなに簡単じゃない。何度かトライしようとしたことがあるがその度にベジェ曲線とやらで挫折している。
だが人間とは不思議な生き物で、追い詰められた時にしか出ない未知のパワーというものがあって、4月の授業開始まで1週間を切ると、さすがにヤバさ加減がハンパないと脳というよりも身体が感じるのか、慌てて震える手でAdobe Illustratorの7日間無料体験を試すことにした。
(実際は大学が始まってAdobe Creative Cloudを学割で買うことになっている)
ところがこういう時に限ってうまくログインできない。以前Apple IDを使用してログインしたことがあるせいで、よくわからんランダムに生成されたメアドがIDに取って代わり、、とか何とかの理由でえらい手こずり、、、さらにそのせいかインストールにも支障が生じた。
つれないAdobeカスタマーの案内よりも「わたしもPhotoshop使ってるんで」と言って他社製のソフトのインストールに夜遅くまで多大なアドバイスをしてくれたAppleカスタマーセンターの親切なお姉さんに、この場を借りて心から感謝申し上げたい。
あなたのおかげでわたしは京都芸大に胸を張って行くことができます。
とにかく、7日間の無料期間のうちの貴重な1日をただログインとインストールに潰してしまった。
Illustratorを開けてみると「Illustratorを使い始めたい方は、このチュートリアルから作業を始めてみてください」とビデオで説明があったのでまずはそれに倣うことにした。
■IllustratorことはじめStep1:図形の組み合わせで絵を描く方法
図形ツールを使用し、積み木の要領で絵を描いていく。(基本図形を使った作図、変形、移動、移動コピー)
図形ツールを使用するたびに色をつけていく。(線には色はつけない)
この中のオブジェクトは全て丸、三角、四角、線でできている。
もしかしたら世の中の全てはこれがあれば表現できるのかも??
と思うくらいこれは導入としてまあまあ簡単だった。
ただ、これだけでは物足りなかったので
・グラデーションをつける
・いくつかのオブジェクトを合体する
という作業を自分なりに追加してみた。
・木の緑と雲は3つの楕円でできていて、それを一つにする
・左から太陽の陽光が当たってるとして各々にグラデーションをつける
ツールさえ覚えればさほど難しくないのかもしれないが、グラデーションは箇所箇所で色を選ぶバーがあって、なかなか上手くいかず、なので3つの雲は同じ色ではなくなってしまった。
チュートリアルのお姉さんがあまりにも早く口なのでいちいちビデオを止めないといけないという牛歩方式で、こんな調子で入学までに間に合うのか?何故もっと早くからやらなかったのかと自分を責めてもみたが、人生とはまあこういうもんであるとも思った。
とりあえず今日はここまで。ふう。
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