名古屋マリオットは、やはり最強説。
いわゆる「駅直結」のホテルは日本全国にあまたあるが、名古屋駅直結のマリオットアソシアホテルは日本でも三指に入るクオリティだと断言したい。東京品川のマリオットもヘビーユーザーである筆者だが、品川マリオットはビジネスというよりも「ちょっと一服」的な使い方が最適であるし、低層階の部屋かつ線路側は電車のガタンゴトン音がうるさい場合があるので注意が必要。一方、名古屋マリオットはすべての部屋が高層階なので、驚くほど静かであるし様々な使い方ができるので隙がない。
いろいろ褒める要素はあるが特筆すべきは朝食の「銀鮭」は、やばい。肉厚なのに、ほわほわ、そして絶妙な塩加減。「朝食専用の鮭職人でも雇っているのか?」と思うくらい極上美味であった。唯一残念なのが、梅干しが小梅だけしかなく、ブヨブヨの紀州A級梅干しがおいてないことくらいだ。まあ、東京のペニンシュラやリッツカールトンは梅干しすらないこともあるので贅沢は申しますまい。ともあれ、パリのコンコルドラファイエッド(今はハイアット?)の無限に食べられそうだったミルフィーユくらい名古屋マリオットの朝食鮭には衝撃を受けた。
2000年にできた名古屋マリオットはメンテナンスと小まめなリニューアルで20年経っても古さを感じないのも凄い。東京四谷のニューオータニのように床ボロボロ&絨毯が臭くなるまで使う日本式のホテルとはホスピタリティに対する感覚が違うのだろう。多少高くても、名古屋出張の際はマリオットの1択である。
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