adobe premiere Pro の編集にKORG nano KONTROL 2を活用する
タイトルの通り、ここでは普段編集に使っているアドビ プレミアプロCCにKORG nano KONTROL 2を使って編集を効率化する設定を紹介します。
出来ること
・オーディオトラックミキシング
・早送り、巻き戻し、再生など
今回実現すること
・プレミアプロCC編集でオーディオゲインをキーフレーム単位で調整
段取りの概要
使用PC OS Windows10 home
1.KORG nano KONTROL 2の設定
2.adobe premiere Pro CCの設定
3.編集に便利な使い方
1.KORG nano KONTROL 2の設定
最初に使用しているPCにUSBケーブルで nanoKONTROL 2を接続してデバイス認識をさせます(Windows10は自動)
nano KONTROL 2はUSBケーブル接続で電源ON、ケーブルを抜くとOFFになります。
デバイス認識後、USBケーブルを抜いて電源を切ります。
nano KONTROL 2は2つのキーを押した状態で電源投入すると動作モードを切り替え出来ます。
今回は各設定方法の説明はしません。
プレミアプロCCで編集をするには、Liveモードに切り替えます。
SET MAKERボタンとSTOPボタンを押しながら、USBケーブルを差し込みます。
以上でnano KONTROL 2の設定は完了です。
2.adobe premiere Pro CCの設定
adobe premiere Pro CCを起動させます。
任意のプロジェクトを開くか、新規プロジェクトを作り複数のビデオクリップや音楽をシーケンスに挿入します。
「編集」→「環境設定」→「コントロールサーフェス」を選択します。
右側の「デバイスクラス」の「追加」をクリック
「Mackie」を選択し、「設定」をクリック。
さらにウィンドウが表示されるので「追加」をクリック。
デバイスの種類は「Mackie Control」を選択。
MIDI入力デバイス「nano KONTROL 2」
MIDI出力デバイス「nano KONTROL 2」
を選択して「OK」「OK」「OK」「OK」で環境設定を閉じます。
これでnano KONTROL 2によってシーケンス内のオーディオをコントロールできる設定が完了です。
このままですと、今回の目的「シーケンス内のオーディオゲインをキーフレーム単位で調整」が出来ませんので次の設定を行います。
3.編集に便利な使い方
続いてプレミアプロCCの「オーディオクリップミキサー」を表示させます。
右上の三本線「Ξ」をクリックして「コントロールサーフェスのクリップミキサーモードを切り替え」をチェックします。
これで音声の調整がnano KONTROL 2で行えますが、もう一つの設定をして完了です。
オーディオクリップミキサーの各オーディオの「◇」をクリックして有効化します。
この設定でシーケンス内のビデオを再生しながらオーディオをキーフレーム単位で調整可能になります。
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