屋根工事詐欺案件①~ファーストコンタクト
2020年6月18日(木)
コロナ禍の雨の日、寝室のダウンライトから雨漏りを発見する。
※過去にダウンライトの雨漏りは2015年頃に発見しているが、雨漏りだけでは火災保険が降りないので、近所にあるこのエリア地区の施工などで管理されている、Y社に雨漏りの応急処置をしてもらった。
2020年6月19日(金)
インターネットで「○○市 屋根 雨漏り 補修」を検索し、とあるサイトを発見した。
お問い合わせフォームより
「近年の天候不良により雨漏りが起こっています。簡易修繕で暫くは間に合っていたのですが、再び雨漏りが起こっているので、キチンと修繕しないといけないのではないか…と考えています。一度見積もなどをして頂きたいと考えています。」
と入力送信。
冷静に考えると…HP下の住所を検索していなかったのが、痛恨のミスだった。
※施工会社等の住所は、必ずGooGle Mapのストリートビューにて確認しましょう!住所だけ借りているダミー会社の可能性もあります…。
2020年6月20日(土)
メールにて【H】というリフォーム会社からメール送信があり、3日以内に担当者が訪問する旨の連絡が入る。
今思うと、業者のメールアドレスに「21」という数字が書いてあったのに気づいていなかった…。
※眉唾ですが…会社名を始め、メールアドレスや会社URLに「21」が入っていないか確認しましょう!かの国の業者の可能性が高いらしいです!
2020年6月22日(月)or23(火)
夕方【H】の担当者として社長が訪問。こちらの修繕のお願い等のイメージを伝える。屋根などの撮影は無かったと思う。
約1週間後に営業課・Kが自宅に訪問する。1回目の訪問は夕方だった為、屋根などの撮影は無し。
2020年6月26(金)頃
営業課・Kが自宅に訪問し(2回目)、修繕の箇所の確認をハシゴ等で確認。
2020年6月29日(火)頃
営業課・Kが自宅に訪問し(3回目)、梯子で屋根に登り、修繕の箇所をスマホにて何枚か撮影する。家の中の雨漏り箇所も撮影する。
この時の話では「瓦の下に防水シートを貼り直して、軽量瓦に交換する」と聞いていたので、契約する事にした。
2020年7月3日(金)
営業課・Kが「見積書」を持って、自宅に訪問(4回目)。
この時「無金利ローンの紹介」をされ工事施工を急かされるが、当時ニートだったのでローン審査に落ちました。
その胸を営業課・Kに伝えると…
K「2018年の台風被害なら、火災保険が使えますよ」
と聞かされた。
K「後日、火災保険用の提出資料を送付しますので、保険会社に申し込んで下さい」
とアドバイスされる。
見積書が屋根工事のみだったので、営業課・Kに雨どいと玄関扉の見積も以来する。
また玄関扉に家紋を入れたい要望もあったので、営業課・KにA4用紙にプリントした家紋を渡す。
2020年7月10日(金)
【H】から「火災保険用の提出資料」が送られる。
この書類を火災保険会社に送って保険金を受け取り、保険金で工事費を賄う方法だった。
あとは工事を…と思ったのだが、2週間ほど雨が降り続き、しばらく間が開いてしまった…。
よく見ると、工期と決済条件が「打ち合わせによる」とかなりアバウトな書き方をしている。
この後…4年程掛かる長い闘いの幕開けが始まるとは思いもよらなかった…。
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