マガジンのカバー画像

長く記憶に残りそうな記事

117
運営しているクリエイター

2023年5月の記事一覧

筑波大学は、なぜ「筑大」と略さず「筑波」と略すのか?

筑波大学は、なぜ「筑大」と略さず「筑波」と略すのか?

ある高校生が、進学について以下のように言った。

「僕は『筑波』にも興味があります🤔」

私は疑問に思う。

東京大学は、『東大』と略す。
京都大学は、『京大』と略す。

私の地元にある岐阜大学は、『岐大』と略す。
名古屋大学は、『名大』だ。

この論理でいったら、筑波大学は『筑大』と略されるはずだ。
しかし、『筑波』と呼ばれるのが一般的である。

↓「筑波」と略している例

なぜ、他の大学は『

もっとみる
なぜ先生は忙しくなってしまったのか

なぜ先生は忙しくなってしまったのか

最近、頻繁に教員の働き方についての記事を目にします。

この記事は最近のモノですが、「公教育が生きるか死ぬかの瀬戸際」という言葉に非常に切迫感を感じます。

■私がまだ新米教員だった頃の話

私が教員になった頃は、もっとのんびりしていました。

年度初めはゆっくり始まり、臨時時間割を2週間回して、本時間割が本格的に動くのはGW明け。
それまで午後は面談をしたり、オリエンテーションや部活紹介など。

もっとみる
教員に特有の退職パターン

教員に特有の退職パターン

5月頃になるとあまりの業務の過重負担から『仕事を辞めたい』『つらくて仕事を辞めた』などの声が初任の先生から聞かれます。教員は6ヶ月未満で退職する人の割合が一般職公務員よりも多いのではないか…。そう考え総務省の統計を調べてみました。結果、6ヶ月未満の退職率が高いパターンが見られました。

教員の6ヶ月未満の退職率総務省の統計から引用します。教員(教育公務員)の退職者数の表がこちらです。退職者数の合計

もっとみる
拝啓 小杉湯のお客さまへ

拝啓 小杉湯のお客さまへ

いつも小杉湯にお越しいただき、誠にありがとうございます。今日は、いつも小杉湯に通ってくださるみなさまにお手紙を書かせていただきます。

実は、私たち小杉湯は、2024年春、原宿に2店舗目「小杉湯原宿(仮称)」を出すことになりました。場所は、神宮前交差点に開業する商業施設、東急プラザ「ハラカド」の地下1階です。

高円寺の街と共に90年。一度も建て替えることなく、変わらぬ門構えで数えきれないお客さま

もっとみる