未来の為に忙しい会社を選べ

Audio Bookにハマってはや1ヶ月。

実際に本を読むのと色々と違いがわかって来た。


Audio Bookの良い点

・新しく時間を作らなくてよい

本を読むには新たに読書の時間を作らないといけない、が耳で読む場合はいつもの行動に乗せるだけで良い。出勤時間に聞く、ご飯食べながら聞く、など、僕たちの好きな「ながら」にもってこいである

・一歩目のハードルがない

本は読み始めたら一気に進むのだが、キンドルでさえ気軽にTwitterを開くようには開けない。不思議だ。でも耳で読む場合は再生ボタン一つ押せばあとは勝手に嫌でも耳から入ってくる。初動が楽だ。

・勢いがのる

本で読んだことを思い出すときは決まって、文字が頭に思い浮かんでくる。僕の場合はそのページのImageが頭に流れてくる。でも音の場合は、言葉が音で流れてくる。「Principal」「Focus」という言葉は鮮明に焼き付いてるのだが、読み手の勢いまで一緒に運ばれて来ている。僕の中での「Focus」は文字では表せない「勢い」が合わさり、とても力強い言葉として記憶されている。


とはいえ、

やはりいいことばかりではなく、

耳読書の弱点もいくつかある


・読むスピードをコントロールできない

・自由に飛ばしたりできない

・気になるところに赤線つけられない

などなど。


まず問題1を解決しようと

数日前から始めたのが倍速法だ。

今は速度を1.5倍に上げて聞いている。

もしこれを2倍まで上げることができれば

耳読書時間は半分になる。


そしてこの倍速法だが、

やってみて大変ななことに気づいた。


1、早く話すだけで「勢い」があると人間は錯覚すること

さっき僕が記憶した「Focus」には勢いが乗っている、と言ったが、正確には勢いを自分で乗せたと言える。この方法を使えば、ちょっとトロイなってい読み手に出会っても問題ない。なぜなら早口で聞けば、それを「勢いがある」と僕らは錯覚するから。


2、倍速で聞いたら、ノーマルに戻した時にめちゃ遅いと錯覚すること

英語で聞いてるのだが、ノーマルスピードに戻した時のまぁわかりやすいことわかりやすいこと。「こんなに遅かったっけ?」「こんなに英語聞く力あったっけ?」と錯覚するほどだ。

そしてこの錯覚で思い出したのがランニングマシンだ。


思い出して欲しい、

最初に速さ「強」で走ってからの「中」に下げた時と

最初に速さ「弱」で走ってからの「中」に上げた時での、

速さの感じ方の違いを。

とても同じスピードには感じられなかったはずだ。

中に下げた時はまるで歩くペースのように感じ、

中に上げた時はまるで強に上げたかのように疲れる。


これはめちゃくちゃ怖ろしい錯覚。

シンプルにいえば、

最初に頑張んないと後で大変なことになる、

ということだからだ。


最初の1年仕事を頑張ったA君が数年後に軽くこなせてる仕事を

最初の1年仕事を頑張んなかったB君は数年後、

A君が軽くこなせてる仕事量を地獄の大変さに感じる


そういうことがこの錯覚によって実際に起きていること。

恐ろしいのがこの違いは、

その人の能力や意欲とかって問題ではなく、

「最初に頑張ったかどうか(追い込んだか)」

で決まってしまうことだ。



僕は最初の会社で、

朝7時から朝3時まで働く生活をしていた(自分の意志で)

だからいまだに仕事に対して、

「疲れたー」とか「働きすぎたー」って感覚は一切ない。

どっちかという

「全然働いてないな、もっと頑張らんとな」

って気分が常にある。

もし最初に定時で帰宅する仕事をしていたら、

夜7時以降まで働くことはストレス無しには

できなかったかもしれない。


最初にランニングマシンの初速を上げといてよかったー


後で苦労したくなければ、

最初の就職先はたくさん働ける忙しい会社を選ぼう。


そうすれば、

スタンダードが上がり、

その後の長い人生の糧になる。

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