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オンラインプレゼンテーションの準備①

オンラインプレゼンテーション

学会や研究会が中止や延期よって,WEBセミナーにて対応する機会が増えている.
オーディエンスを前にプレゼンテーションを行うスタイルと異なり,プレゼンターの目の前には,自分のPCとカメラである.

オンラインプレゼン

プレゼンテーションを出来を左右する因子として,内容・構成以外に
・言語コミュニケーション
・非言語コミュニケーション
・スライドデザイン
・環境・座長

の因子がある.

WEBセミナーは,リアルな学会発表、講演等でのプレゼンテーションとはこの4つのバランスが異なり,言語コミュニケーションとスライドデザインが重要となる.スライド作成の過程においても,非言語コミュニケーションを使いづらい環境である事を考慮した準備が必要である.
特にプレゼンターの視線やジェスチャーでオーディエンスを誘導していた目線の誘導が難しくなる.そのため,アニメーションなどの活用も検討しなければならない.

WEBセミナーでの資料作成作りが欠点ばかりではないプロジェクタとは異なり,モニタでの参照となる場合は,自分で作成している時と同じ色合いが表示されるため,本番で発色が異なるといったトラブルは少なくなる.ただし,WEBセミナーでモニタに表示しているスライドにおいても,読み辛いフォントやフォントサイズは避けなければならない.また,長時間の発表の場合は背景が白で空白が多い場合には,オーディエンスの目が疲れる可能性があるので配慮が必要である.

今回は,オンラインプレゼンテーションにおける心構えとして,リアルなプレゼンテーションと異なる代表的な点を紹介した.
皆様の参考になれば幸いです.

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