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左利きには出入りが大変な地下駐輪場

私は、左利き。
字を書くこと以外は、全て左手を使って行う。
大人数で外食する際は、箸がぶつからないようにテーブルの1番左端の席にしてもらうなど気を遣う。

文字書きに関しては、小1の時の担任の婆さん先生が家庭訪問に来た際、
「左利きは、みっともないので直してください。」と母親に告げたことで
強制的に直されたのだった。
まぁ文字に関しては、右利きに直してもらって良かったと思っている。

世の中は、右利き社会。
時代が進んで、左利き用の物も販売されるようになったとはいえ、
まだまだ不便や損を感じることは多い。

駅の改札を通るのも、右手でICカードを持ってタッチするのは苦手だ。

例えば、少しかじったゴルフにしても、
レディース用でレフティのクラブとなると種類が殆ど無いのだ。
しかも、割高だったりする。

ホテルのビュッフェに行った際には、スープを諦めたことがあって、
その原因がこの「おたま」 ↓

レードルと呼ばれるしずく型のおたま。右利きの人にとっては注ぎやすい形状。

このレードルにも左利き用はあるようだが、ホテルに置いてあるのは当然
”右利き用”だ。これを左手で持って注ぐのを想像してみてほしい。
私は、左で不自然に持って注ぐにしろ、慣れない右手で持って注ぐにしろ、
こぼしてしまいそうだったので諦めてしまった。

ホテルビュッフェなどは、年に1回行くか行かないかくらいなので
どうということはないが、私が最も苦手とするのが地下駐輪場だ。
チャリダーの私にとって避けては通れない場所。

左利きの私は、自転車の【右側】に立って自転車を押すし、
右側から乗り降りもする。ところが、地下駐輪場では、
自転車の左側に立って、溝に沿ってタイヤを進ませ
階段を上り下りしなければならない。
坂道ということも手伝って、ハンドルを真っ直ぐ保って進ませることが
本当に大変で、余計な力が必要で・・・ものすごく疲れるのだ。

そう、仕方ないことはわかってる。

だからね、もし、あなたが地下駐輪場を使う時、自分の前に
『ただ自転車押して歩くだけなのにコイツおっそいなぁ!』
って人が居たら・・・

(左利きの人で、慣れない左側に立って操作してるのかも)
って思って、温かい目で見守っていただければ幸いです(^^;


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