5/8 コマンダーサミット0-3の雑魚がイベントレポートを書いたらどうなるのか
こんにちはこんばんは。どらぐなと申すものです。
5/8に晴れる屋トーナメントセンターでコマンダーサミット、通称コマサミが開かれました。
全国72億人のcEDHプレイヤーの皆様はもれなく参加されておりご存じだと思いますが、このイベントでは最強統率者決定戦なる大会が開催されていました。
スイスドロー3回戦からシングルエリミネーション2回戦が行われ、見事優勝をもぎ取ったのは、織り手のティムナ&ルーデヴィックの傑作クラムでした。
この大会の決勝戦には僕の友人の中で最もカードゲームの上手な男、○○新聞が進出していて、その時のレポートがすでにnoteで公開されています。EDHのイベントレポートとしては、そちらのほうが参考になるかと思うので、ぜひご覧ください。リンクをはっておきます。おすすめです。
この大会に僕も参加していたわけなんですが、タイトルの通り0-3を記録し、見事予選敗退を決めています。関東圏EDH界隈のフィクサーである(と僕が勝手に思っている)とある人は、cEDHについてこのように述べていました。
「分かりきってたけどこのゲームもやってる時間長い奴が勝つのな」
まさしくその通りで、3回の予選ラウンドでは所作から練度が高いとわかりすぎてしまう強いプレイヤーにボコボコにされました。これは完全に経験則なのですが、強いプレイヤーは例外なくプレイ中のカードさばきがキレイです。
さて、ここからはいかにして僕が0-3という好成績をおさめたのかを覚えている範囲で書いていきます。参考になることは那由他に一つにもないと思いますし、詳しい状況もあまり覚えていないので書けませんから、ぶっ飛ばして書きます。それでもよろしければご覧ください。
使ったジェネラル 虎の影、百合子
百合子は発売したあたりからデッキを作ってカジュアルに遊んでいました。時々アップデートをしたり、新型コロナウィルスのせいで外出がはばかられリモートで遊んでいたときは、ちらつき蛾の注入を捲ることを「14点都知事砲」などと呼んでいたものです。
僕が知る限り最高の百合子マスターであるぶりんさんのデッキ構築記事「百合子go」を発見した時は、その論理的な構築に大変な感銘を受け、それ以降デッキ構築のベースになっています。
デッキの使用歴もそこそこあり、プレイの方針も明確でわかりやすいと考えているので、家にあったすべての強いカードを百合子に集結させてコマサミに臨むこととしました。
1回戦 こだま&逆島、百合子、ティムナ&クラム、カーリア
たねポケモンと土地2枚をキープし、百合子で神秘の指導、神秘の教示者などを捲っていく。手札にオラクルも来ていた。
ティムクラやこだまの人がマナを立てているけど、オラクルコンボに挑戦してもよさそうだったので、まず神秘の指導→デモコンで1回目挑戦。これはデモコンをこだまの人がカウンターしたので失敗。オラクルの通常能力がちゃんと解決できるか不安になったので、みんなで確認しながら解決したのが面白かった。
オラクルコンボは失敗したが、百合子は忍術でたねポケモンを戻せるので、1ターンの間ティムナのクッションになってもらって次のターンに手札に帰ってきた。これで2回目のオラクルコンボを狙う。ティムクラの人から毒の濁流が来たりして盤面が更地になったりしたが、ギタクシア派の調査が来てティムクラの人の手札見てカウンターがないことを知り、こだまの人はフルタップだったので、前のターンのエンドにミスチューもってきた汚れた契約オラァ!
するとティムクラの人がデモコンを使った。そう、練度が足りていないのでデモコンを純粋なサーチとして使う発想がなかったのである。手札にカウンターはなくても、カウンターらしきもの、は把握していないとだめだとわかった。
「ニゲーションを選択します」
その言葉ともに、デッキの上から6枚カードを捲るティムクラの人。するとそこに否定の力が。
「「「「あ」」」」
デッキが吹き飛んだのを見た。これがデモコンデスか、としみじみ思っていたらこだまの人から激情の後見が飛んできた。しかしこれもなぜか手元にあった意志の力でカウンターできた。やったね。ようやく誘発解決できる、これでポケモンマスター
「忍耐で」
????知ってるけど知らないカードきた。たまにありますよね、しってるけど知らないカード。おかげでライブラリーが増えてしまった。かいふくのくすり使われた気分だ。実際にライブラリーも回復している。墓地にデモコン、パクト、そして手元には応じ返しがあるのでオラクルコンボ3rdシーズンが視野に入る。まだ戦える。
ここでカーリアが動き出す。wheel of fortune を打たれてしまいさすがに応じ返しをカーリアに打たなくてはならない。こだまもリーチ状態と思われるので、カーリアの人がラザケシュあたりにつながるカードを引かない、クリーチャーも出さない、かつこだまを何とかしてくれる、みたいなミラクルが起こらないと無理な場面。そしてカーリアの人がそっとカードを出す。
カーリアの人「エスパーセンチネル・・・」
こだまの人「それにスタックしてワルチュー唱えたい」
終わった・・・。こだまの人がそのあと無限決めて勝ちました。
後から聞いた感じだと、カーリアの人センチネル以外なんも引いてないみたいでかわいそうだった。
2回戦 百合子、シッセイ(相棒ジェガンサ)、ラフィーン、ログラクフ&ティムナ
たぶんここのラフィーンの人がシングルエリミネーション進んだ人だと思います。この試合はほとんど何も覚えていません。かろうじて覚えていることを書きます。
たねポケモン引かなくて4回マリガン。何とかギタプルと土地1枚、たねポケモンがそろったので3ドローで土地引くお祈りハンド。日頃の行いがよかったので、土地ドロー!
本当に日ごろの行いがいいやつはマリガンしないぞ。
シッセイの人の優先権放棄アクションがクセがありすぎた。ずーっと右手で俺のほうに風送ってくる。
なんやかんやでハンドが回復してきたころには、シッセイが起動可能な状態、ラフィーンの人はめっちゃカード引いてる、ログティムがエージェント出してる、みたいな感じになっていて、ラフィーンの人の毒の濁流で全部流れた後、またなんやかんやあってラフィーンの人が勝った。
本当に何も覚えていない。
3回戦 ティムナ&クラム、アニマー、エムリー、百合子
「今日百合子3回目なんだけど!」
ティムクラの人が叫んでた。百合子多かったみたいです。4番手でまたたねポケモンいなくてマリガン。今回は2回。
4番手だけど、アニマーの人は楽園の拡散スタートだったので殴り先はありそう。そう思ってたら
スッ → 精神的つまづき
これで千の顔の影が消されて1ターンキル。1ターンキルって本当にあるんだなって思った。
そのあとはカードを引いてコマを回し、ライフを管理する、2年目で補欠のバスケットボール部員のような生活をしていた。途中フェッチ切ったらエージェント出てきてアンシー持ってかれた。エージェント1体でも死ねるのにアニマーの人が幻影の像でコピーしてた。
3人の試合としてはかなり見所があったのでそこを紹介する。
・エムリーからの謎のエンチャントでアニマーが市民になり市民権を失う。(これのおかげでアニマーの勝ちがかなり遠のいた)
・エムリーの墓地にミシュラのガラクタがある状態でチャクラムの受け手キャスト。受け手が着地してエムリーの能力でガラクタキャストの瞬間に、ティムクラの人から本日2回目のデモコンニゲーション。ガラクタが追放されて市民権を失う。(これのおかげでエムリーの勝ちがかなり遠のいた)
・ティムクラの人が汚れた契約をサーチしてた気がしたら、本当にサーチしてた。これはエージェントが出る前だった気がする。オラクルコンボスタートしたので妨害合戦が始まる。この時は、コマでひたすらキャンセルを上につんでいたので、気持ち程度に3人の攻防に参加する。キャンセルしきって止まったかに思えたが、なんやかんやあって(托鉢する者+意外な授かりものだった気がする)、さらにマナクリプトやらオパールのモックスやらマナソースがどんどん出てくる。
そして叩きつけられるアンダーワールドブリーチ(ウルトラソウルのリズムで)
ティムクラの人「俺強すぎた、ここからサーチ打って終わりまで・・・」
アニマーの人「一応ここにエージェントいるからまず対象にとってもらって・・・」
ティムクラの人「俺が弱すぎたのかもしれん・・・」
なんと決まりきらずにターンが回る。
アニマーの人もアニマーが止まっているが、そこにいるのはアロサウルス飼い。恐竜になったエルフがティムクラの人を襲ってライフが2に。しかもクリプトがある。
クリプトで倒れる可能性もあるが、先に倒してしまうのも手段としてはある気がする。エムリーの人も悩んでいたが、ティムクラの人が「ここで退場するとリソースの回復が見えるアニマーと一騎打ちになる。それはつらいんじゃない?」と交渉してくる。エムリーの人はとどめを見送り、俺も場にメムナイトしかいないので、ライフ管理マンとして一生を送ることにした。次のターン、クリプトが失敗してティムクラは退場するのだが、あとで聞いた話だと成功していたら勝っていたらしい。リソースは吐ききっていると思ったのにとんでもないことだった。
その後はアニマーが市民になってしまったアニマーをコピーして市民権回復。ループに入って終了。途中の攻防はとても熱かった。
こうして0-3を達成した俺はテーブルを後にし、フリープレイのテーブルへ移動した。
ー完ー