小規模な零細な塾なら親身になってくれるか? 答えはNo!
前回まで間違えだらけの塾選びシリーズで、親会社の看板が有名なフランチャイズ塾に要注意、というお話をしてきました。
それでは、こじんまりとした、経営者と事務職員だけで1部屋しかないような個人指導塾なら安全なのでしょうか? 答えはNO !です。
私の実体験をお話しましょう。高田馬場に塾は密集していますが、それは早稲田大学の学生をバイトで使えるから、という単純な発想です。で「華麗な経歴」と煽てられて面接に行き、女性一人が面接担当でかつ時給も決められる塾での講師面接は、全て不合格でした。
早慶◯◯塾から「面接に来て欲しい」と校長に言われ出向くと、痩せた暗い女性がいて「それでは少し授業をしてみて下さい」といきなり言われ、何の説明もなく、採用は見送り通知。その後同じ塾からスカウトがあって電話で問合せると、引越し前に面接した時と同じ女性の声。HPの電話番号すら、更新されないままの杜撰さ。
電話越しに「もしかして、私は一度そちらで面接を受けていませんか?」と尋ねると、その暗い事務員が「私もそんな気がしていたんです」と。その社長に尋ねると、「面接と採用は全て◯◯に任せています」との回答。何と、前回の面接は記録に無く、私が行ったことは無かったことにされていたのです!
もう1件。家庭教師のAという零細塾では、コロナ禍の中、窓はなく、入り口1箇所、消毒液も無い、換気は無理。その上狭く、クラスターになるのは必然。その個人指導塾では、60歳を軽く超えた女性が、営業時間開始から終了の11時までずっと座っていて、入り口に消毒液も手を洗う場所もありません。
面接・採用はその場で決まったものの、個人指導の私の解説にずっと聞き耳を立て、色々注意され、トイレの場所すら教えてくれませんでした。ある日、私1人が残って受験生1人の授業中、社長(「桜を見る会」に招待されたことが自慢の)がバーンと重いドアを開け、手を洗うどころか飲酒で顔は真っ赤、真っ直ぐその女性事務員にしなだれかかりました。女性は新米の私を社長に紹介すらしてくれません。社長も「遅くまでお疲れ様です」位、あっても良い気がしませんか?
その後、私はその2人がただならぬ関係であることを察し、前述の早◯◯塾と同じく「女性事務員に採用・面接を全て任せている所は社長とその女性が不適切な関係が99%」と匂わすと、突然優しくされました。当然私は辞めましたが、子どもを愛する保護者から集めたお金を、ホテル代に使うなんて教育者ではありません。だから、零細ならアットホームで良いか、という訳でも無いのです。
難しいですねぇ。情報や口コミは徹底して集めて下さいね。
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