OLIVE SPA(オリーブスパ) 通称オリスパ レポ 都内ホテルスパと比較する前に
行ったことがある方も多いと思いますが、評価の指標に定めたOLIVE SPA(オリーブスパ)、通称オリスパについてまずは書かせていただきます。
(写真は公式サイトからお借りしました)
オリスパはバリ島の世界観を作り込んだマッサージ屋さんで、東京、神奈川、愛知、京都、大阪、福岡に展開しています。
全てトリートメントルームは個室で、個室内にシャワーブース完備。女子会でもデートでも使えるペアルームやペントハウスもあり、デートや女子会でも使えます。
マグマルーム(溶岩浴。岩盤浴のようなもの)のみの利用も可能で、そちらもデートで結構使われてるかな?
こちらのスパはこんな方におすすめです。
・予約の取りやすいスパを探している
・バリ島風の空間でマッサージを受けたい
・ペアルームで施術を受けたい
そんなオリーブスパを基準として、以下の項目で主に東京のホテルスパを10点を満点として評価していこうと思っています。
まずは比較のためオリスパを全て5点とします。
雰囲気
温浴施設
アメニティ
技術
まったり度
ホスピタリティ
コスパ
私はオリスパのホスピタリティが好きなので、本当は最低8点はあげたいですが、オリスパを指標に評価するという趣旨なので、やむなく5点とします。
雰囲気
バリ島の世界観が作り込まれていて、初めてオリスパに行った時、本当にバリ島にいるかのような錯覚に陥り、シャワー中に「水が口に入ったらお腹壊しちゃう」と焦りかけました。
薄暗く、ブラウン主体で重厚感がある配色ながら落ち着ける空間が作られてます。
到着時、セラピストが店の前で待機しており、到着すると「紫様でしょうか?お待ちしておりました。」と出迎えてくれます。
まずはレセプションに案内されます。
レセプションでのドリンクを聞いてくれます。コーン茶と何かですが、毎回コーン茶を選ぶせいで、もうひとつがなんだったかが思い出せません。
ラウンジでメニューの確認、どのオイルを使うか、オプションのヘッドスパもつけるならどのクリームバスを使うか、香りを試しながら決めます。
お部屋でくれるペットボトルが常温と冷えたものどちらが良いか聞いてくれます。
またこのご時世なので、どこのスパも共通ですが体調チェックシートを書きます。
準備ができると部屋に案内されます。
お部屋に入ると、部屋のアロマ、トリートメント序盤のフットバスのアロマ、それぞれ2択で選ばせてくれます。
初回利用なら会員登録をします。
シャワーを施術前か後のどちらが良いか選ばせてくれます。
なお、アロマオイルトリートメントの方は施術後にシャワーを選ぶ方が多く、クリームバスをオプションにつけてる場合は施術前に髪も洗って滑りを良くして、施術後にまたお湯で流す方が多いそう。
私は真夏に汗かきながら到着して以降は申し訳なくて施術前にシャワーを選びがちです。
施術内容は後述します。
温浴施設
トリートメントを受けるだけならシャワーブースのみです。
ペントハウスならマグマルームなども楽しめますが、トリートメントならシャワーブースのみです。
ペアルームは脱衣所一つからシャワーブース2つに繋がる部屋もあれば、シャワーブースも共有のペアルームも遭遇したことあります。
シャワーブースのみの環境を5点とすると、私はバスタブやサウナ利用可能なホテルスパに足を運ぶため、ホテルスパの評価は基本的には6点は越えることになるかと思います。
アメニティ
オリーブスパオリジナルのアメニティが揃っています。シャンプーだけじゃなく、クレンジング、洗顔料も一式あります。クレンジングはまつエクOKなのか不明です。
ドレッサーに化粧水乳液もあります。
ボディミルクなどはないですね。
何度も行ってるのにドライヤーのメーカーは失念しました。KOIZUMIだったような…?
ちなみにヘアオイルは部屋によっては元々置いてあり、お願いしたらヘアオイルやヘアアイロン(2wayタイプが来ました)も持ってきてもらえます。
技術
トリートメントメニューは基本この3つ。
・アロマオイルトリートメント
・ヒーリングストレッチ(タイ古式マッサージのような伸ばす施術)
・マッスルドライケアディープトリートメント(おそらく指圧のようなもの)
オプションメニューは
・クリームバス
・フェイシャル
・ヘッド
・デコルテ
・ハンド
自己紹介で記載した通り、私は指圧とフェイシャルは避けて通るので、いつもはアロマオイルトリートメントかヒーリングストレッチで、気分次第でクリームバスをつけております。
どのメニューもフットバスから始まります。香りはローズかマリンで選べます。
フットバスで力加減を確認してくれてるのかなと思います。丁寧なマッサージも、拭き拭きも精神的満足度が上がりますね。
・アロマオイルトリートメント
フットバスの後、フロントで選んだオイルでマッサージが行われます。
マッサージオイルは
ハーモニー(リラックス)
ヒーリング(筋肉疲労)
スリミング(痩身効果)
ナチュラル
ビタミン(保湿)。
私は当直明けの平日朝や、疲れた仕事終わりのことが多いので、ハーモニーを選びがちです。
流れはうつ伏せスタート。
首〜肩→両腕→背中→両足→お尻〜腰
仰向けになりデコルテ
カウンセリング時に疲れてる箇所を聞いてくれますが、複数伝えると、60分の場合「他はさらっとになりますよ」と事前に伝えられた上で背面のみで終了することもあります。あちこち解されたい方は90分が良いのではないでしょうか。
私の主観ですが、上手なセラピストさんの90分は至福の時間ですが、下手なセラピストさんの90分は頭の中に大量の?が浮かぶ時間になります。
・ヒーリングストレッチ
西洋の筋肉機能学や古来整体トリートメント術を取り入れたメニューで、身体を本当にほぐしたいならオリスパの中だとこれが良いと思います。自分じゃ伸ばしきれないところもペアストレッチのようにあちこち伸ばせて、身体に良いことをしてる気分になります。
なお、痛い時は痛いとちゃんと伝えないと悶絶の時間となるので、ちょうどいい伸ばし加減を伝えながら伸ばされてください。
・クリームバス
身体の施術が終わった後、髪に霧吹きをしてクリームバスを塗り、ヘッドマッサージをしてくれます。
クリームバスはアロエ(爽快感)、キャロット(ダメージケア)、アボカド(保湿)、マスカット、ローズ、ミントから選ぶことができて、組み合わせによっては混ぜることも可能なようです。
使われてるのはCreams Cream。
クリームバスだけじゃなく、シャンプーやボディソープ、洗顔料など全身に使える保湿力の高い洗浄料です。
某YouTuberがマスカット(ジュレティア)の香りを絶賛してて特に人気のようですね。
私個人としてはローズ(ロザレス)の香りがすごく好きです。おうち用に買ってみました。お手持ちのボトルに水と1:1で割ると頭に塗りやすくて良いみたいですね。
クリームズクリームとリファのヘッドマッサージ機(グレイスヘッドスパ)を使ってをおうちでたまにジェネリックヘッドスパを楽しんでいます。
上手なセラピストさんにあたると非常に満足度の高いオプションとなりますが、そうでないとしっくり来ないなぁと思いながら30分過ごすことになります。
オリスパの良い所は部位ごとに力加減を聞いてくれるので、好みを伝えやすく、ちょうど気持ち良い力加減に調節してもらいやすいです。
ベッドや空調の温度もこまめに聞いてくれますし、体勢が変わるタイミングで水分補給やお手洗いを気にかけてくれます。
オリスパはペントハウス、パンテオン担当のセラピストさんは上手なベテランさんが多く、好みをさほど指摘せずとも全てがパーフェクトなセラピストさんもいらっしゃいます。遭遇した時はこれがゴッドハンドか…と思いました。
ちなみにマッサージはセラピストさんの手の大きさによっても力のかけ方が変わるし、ヒーリングストレッチ(タイ古式要素のあるペアストレッチのような施術)は体格も関与する。
この点のこだわりがある方は、予約時に電話で好みを伝えると、好みに近そうなセラピストさんをつけてくれます。
ヒーリングストレッチでしっかり伸ばされたい人は長身な方をお願いするといいし、身体が硬かったりガンガン伸ばされると辛い人は「ジワジワ伸ばすセラピストさんでお願いします」と伝えると満足度が上がると思います。
まったり度
ここがネックなのですが、施術前後で合わせて30分なので普通にシャワーを浴びると時間がなくなります。店舗によっては20分経過すると部屋の電話が鳴ったり、施術時に残り時間を告げられて急かされます。
オリスパに女の子と行って、悪いことをしてる港区男子や港区おじからは急かされた話を聞かないのですが、よほど彼らがファストなのか、急かさない店舗なのかは謎です。
まったりヘアアイロンを髪に通したり、メイクをする時間はないので、一旦家に帰るタイミングでオリスパに行くように私はしています。
ホスピタリティ
前述した施術中の声掛けも素晴らしい点ですが、施術後会計を個室かレセプションか選べて、タクシーも呼ぶか聞いてくれます。
非日常に浸かった頭のまま、店の前に来たタクシーに乗ったらそのまま帰れるのは楽ですね。
更に驚くべきはオリスパの予約システム。
オリスパに電話すると1コール目は店舗の電話は鳴らず、2コール目で店舗に繋がり受付の画面に発信元の顧客情報が表示されます。そこで今まで選んだメニューだけではなく、オイル、クリームバスまで表示されているようです。
そのためもし今まで選んだオイルを切らしている場合、それでも構わないか予約時の電話で聞いてくれます。
結構オリスパのホスピタリティが私は好きなのでこれを5点とするのは他のハードルが上がりますね。
コスパ
海外スパやその辺の街スパと比べるとお値段は高いのではないでしょうか。
ゴッドハンドだとコスパよく感じますが、力加減の希望をお伝えしてもなかなか合わない場合はこの時間に見合ってる…?と思う時もあります。
まとめ
温浴施設はシャワーブースのみでごまかしが効かない分、満足度がセラピストさんの腕前にかかっています。
カップルで一緒にペアルームで施術を受けられる施設は少ないので、疲れた日のリフレッシュだけじゃなく、デートにもおすすめです。
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