![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/44565195/rectangle_large_type_2_ce8241d89088faf6b88aca788fe4417a.jpg?width=1200)
【TX】仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか
▼トレーニングにかぎらず、何か自分を律する習慣を 持つことは、ビジネスで成功するための必須条件と言 っていいだろう。
▼悩みを人に相談するとき、ほとんどの人は何か具体的なアドバイスがほしいわけではない。
ただ自分の話を聞いてもらいたい、グチをこぼして「そうだね」 と受け入れてもらいたいだけである。
▼車がビュンビュン走っている交差点で信号待ちをしている間、車道に一歩出て、信号待ちをしている人が目立つ。
彼らは、歩行者は法律で守られているから安全だなどと信じきっているのか、手元の携帯電話に夢中になっているのだ。
▼満員でもないのに、走行中の電車の扉に寄りかかる人がいる。
扉はいつ開くか分からない。
「走行中、ドアは開かないことになっているから」と一見常識的に判断していても、その感覚では自分の生命を守ること は難しい。
▼管理され安全が保障された現代社会では、放ってお いたら、直感力はどんどん鈍っていってしまう。
直感を常に研ぎ澄まされた状態に保つためには、定期的に汗をかいて、精神的にも余計なものをためこまないようにしなければならないのだ。
▼半年続けることができれば、トレーニングはその人にとって、間違いなく習慣になる。
人はもともと安定したい生き物だから、半年続けたことがあると、 その人のライフスタイルの一部になる。
▼欧米のスポーツ選手の筋肉量は、 その国の一般人とあまり変わらないそうだ。
つまり、もともと外国人は筋肉があるということだ。
ところが日本人はそうではない。
一般人とスポーツ選手の筋肉量には大きな差が ある。
▼60歳を超えたら、コレステロール値がやや高い方が、健康な割合が高い傾向にあるとも言われている。
▼コレステロール値の低い人は社交性が乏しい、自信が持てないなど、メンタルなコンディションがあまりよくないという報告もある。
▼現代社会は人間の意識性を低下させる方向に進んでいる。
蛇口をひねらなくても、手をさしだすだけでセンサーが感知して水が出てくる。
ボタンひとつで風呂が沸く。
するとどうなるかというと、頭を使わなくなる。
他人の意見に簡単に流されるようになる。
体の動きや感覚が鈍る。
危機管理センサーも働かなくなる。
▼よく中高年の人で、「オレは若いことから体重が変 わらないんだよ」と自慢する人がいる。
しかし、そもそも加齢に伴って、人の筋肉量は減ってくる。
本当ならその分体重が減っていないとおかしい。
つまり運動しないで体重が変わらないのであれば、筋肉が減った代わりに、脂肪が増えていることになる。
▼個別性の原則に関連して、「SAIDの原則」というものがある。
「SAID」とは「Specific Adaptation to Imposed Deman(人体は与えられた負荷に見合った 適応現象を起こす)」という意味だ。
「特異性の原則」とも言われている。
たとえば、ずっと御輿を担いでいると肩にタンコブができる。
▼成功する人には、重要な共通点がある。
それは、一度に多くを変えない、ということだ。
▼歩いたり走ったりするだけでなく、言葉を発するにことも、文章を書くことも、 脳で考えたことは、筋肉によってしか表現できない。
だから体脂肪が増えて筋肉が減ったということは、人間としての表現手段が減るということなのだ。
▼一つの種目をだいたい4週間ぐらい続けると、トレーニング効果は頭打ちになる。
体が適応してしまい、刺激として認識されなくなるからだ。
▼痩せることは、トレーニングを続けていくという流れの中での通過点にすぎない。
痩せることが目的にな っている人が見落としがちなのは、「痩せたら痩せたで、それを維持するためにはトレーニングを続けなければいけない」ということだ。
▼人間はいざというときはカッコをつけるのをやめて、なりふり構わず、自分がそれだけ真剣だということを伝えなければいけない。
それはビジネスでも恋愛でも同じだ。
▼「自信がない。でも、できる範囲で努力する」とのことだった。
こういうと、まるでやる気がないように聞こえる。
しかし、「分かりました」「明日から6時起きします」などと、すぐ反射的に答えてしまう人の方が、結局は続かない。
結論を急がない、保留できるということは、成功者の共通点である。
▼体がエネルギー不足の状態にある早朝は、筋トレに は向かない。
しかし逆に痩せるのが目的なら、この時間帯に運動するのが効果的だ。
もともと朝は、血糖値が低く、エネルギー減として血中の遊離脂肪酸が消費されやすい。
この状態で、さらにまた脂肪酸を消費す る有酸素運動をすると、体はエネルギー源として蓄えられた体脂肪を積極的に使い始める。
これによって体脂肪率が減少する。
▼どんな種類の運動であっても、運動は少なからず筋肉を破壊する。
なので、それを最小限に抑えるために、トレーニング前にアミノ酸と水分だけは摂ってお くべきだ。
▼最新のマシンは、人間工学に基づいて、使いやすく設計されていると言われる。
だが、使いにくいマシンを使った経験がなければ、使いやすさは判断できない。
ほとんどの一般ユーザーには、最新のマシンだから使いやすいかどうかなど、分からないのである。
▼継続的に高い成果を上げるためには、個々人の努力や意志の強さといった、不確定な精神論に頼るのではなく、誰が、いつ、何回やっても同じ成果が出る「仕組み」をつくる必要がある。
▼一匹狼的トレーナーは、他のトレーナーと意見交換をすることもなく、自分の知識や経験だけで指導をする。
それでは指導に偏りが生じてしまうのは明らかだ。
▼WHOでは上が140mmhg以上、
または下が90mmhg以上を高血圧と定めている。
▼きちんとトレーニング効果が上がり、筋肉が大きくなっている人は、どんなときも必要最低限の音しか出さない。
道具の扱いも丁寧で、ガチャガチャうるさくしない。
大したことない人に限って大げさな声を出したり、いかにも「重かったぜ」といわんばかりに、バーベルを派手に落としたりするものだ。
▼あまり多くは語らず、かといって無口でもなく、静かに最小限の動きをする人。
ジムの中では、こういう人が一番カッコいい。
▼日本では、新しいことをやろうと思えば、「どうせ失敗するに決まっている」「うまくいくはずがない」 と批判されて足を引っ張られるのが常だ。
しかし彼らはそういった人々の無責任な発言に耐え、決断をくだすだけの精神力を持っている。