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今の状況について

今回の一件で、わたしのまわりにいた、ほぼすべての方たちは、何も言わずに去っていきました。

連絡をしても返事がないのは当たり前ですし、LINEなどではブロックされて、読んですらもらえません。弁明の機会が一切与えられないのです。

たまたま連絡がついても、一方的に非難されて終わりということも繰り返されました。そのことで、何度も心が折れそうになりました。

テレビなどに出て、成功しているように見えた時は、たくさんの方たちが集まってきました。しかし、いったん犯罪者のレッテルを貼られてしまうと、そこからの復帰は絶望的なのが、今の日本の状況です。

もちろん、医師が自殺を企てること自体が、非難に値することでしょう。また、「違法薬物を使用する以外の手段もあった」という指摘もあります。

しかし、病的な心理状態になれば、「どのような人でも」死にたくなることはあります。また、当時はものごとの善悪や、さまざまな手段など、まともに考えられる精神状態ではありませんでした。

その後、適切な治療を受けたことにより、今になって、ようやく心の整理がつきはじめ、このように文章が書けるまで回復してきました。

違法薬物を入手し使用したことが、法に触れることであるのは事実です。

ただ、一般に言われているように、「快楽のため」、「ストレスを発散するため」という理由ではなく、わたしの場合は、純粋に「死ぬため」に入手しました。

「一度使うと止められない」、「また、手を出すに決まっている」と多くの方たちが思うでしょう。しかし、わたしの中に違法薬物を、もう一度使いたいなどという欲求は「ひとかけらも」ないことを明記しておきます。

                            2021年8月8日

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医学博士・Dr.TAKA(栗原隆)
私は今回の件で、すべてを失いました。 復活への道のりは遠いですが、お気持ちだけでも、サポートして頂ければ幸いです。御礼のメッセージは返信できませんが、どうぞよろしくお願い申し上げます。