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2020/02/09 東京新聞杯 見解&予想

◆はじめに

※レース終了後の無料公開はこちらになります

ここでは私個人の予想というよりは「全馬診断」と称して、出走馬全頭の強調材料や不安材料をピックアップして各馬についての見解を掲載しております。
競馬新聞、スポーツ新聞等には載っていないような情報もたくさん盛り込んでいますので、興味のある方は、是非、ご利用ください。


◆傾向

・脚質【過去10年間の同レース】
逃げ【2.1.0.7】
先行【3.2.4.25】
差し【4.4.4.42】
追込【1.3.2.44】


・東京芝1600m(種牡馬)【過去3年間】(複勝率)
                   
① ディープインパクト 【36.28.33.163】37.3%
 1プリモシーン
 2ヴァンドギャルド
 5サトノアーサー
 15ケイアイノーテック
② キングカメハメハ  【15.8.10.53】  37.2%
 4クルーガー
 6レイエンダ
 9レッドヴェイロン
③ ハーツクライ    【14.13.17.77】   36.4%
 12シャドウディーヴァ
④ ロードカナロア   【13.12.13.75】 33.6%
 7ケイデンスコール
⑤ オルフェーヴル   【5.7.2.61】    18.7%
 3モルフェオルフェ
⑥ アドマイヤムーン  【4.3.3.46】    17.9%
 16ドーヴァー
⑦ スクリーンヒーロー 【2.5.4.51】    17.7%
 13クリノガウディー
 14ゴールドサーベラス
⑧ ゼンノロブロイ         【1.1.1.28】       9.7%
 10ロワアブソリュー
⑨ Tpit                          【0.0.0.1】           0.0%
 8スウィングビート
⑩ Encosta Da Lago   【0.0.0.2】       0.0%
 11キャンベルジュニア



◆全馬診断


1【プリモシーン】完調なるか
診断:B+  調教:6本/3ヵ月
・ここに入れば能力は上位。特に時計の速い馬場であればGⅠでも勝ち負けするほど。昨秋からの大敗について、陣営は「覇気がなかった」と言っているが、そうなのであれば、あの負け方はよほど調子が悪かったと思われる。今回、陣営は秋より調子がいいことを強調しているが、1週間前の時点では毛づやがもうひとつさえなかったように映った。まだ完調手前にも見える。また、56キロでの出走歴はなく、今回はテン乗りなど、乗り越えるべき壁が多いのも気がかりである。一方、血統背景として、本馬は「サンデーサイレンス系×ダンジグ系」の配合で、これは18年2着、19年3着のサトノアレスと同じであり、舞台適正が高いというのは強み。

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