Emergency(その2)

さてさて、その後の話・・・。

2020年2月
先にも書きましたが、1月31日のMatsu-Ragi Liveがありました。実はその直前に知り合いがトラブルに巻き込まれたと聞き、ちょっと心配をしておりました。で、翌日の2月1日は池袋でこれまた、シンガーのあんなちゃん(むらさきのCDにも参加してくれます)が出演するアニソンライブに遊びに行きました。で、その際にその知り合いとも会えたので色々話ができました。その時の池袋はLIVEもガンガンやっていたし、それこそ、その知り合いとも三密空間やら居酒屋やらで話もできて、マスクしている人もまあそこそこで、いわゆる「ブクロ」らしい雰囲気でした。2月13日にも僕が主催するアニソンライブがあったのでその準備にも追われておりました。

明けて2日には川崎でアメフトの試合のお手伝い。この日も試合終了後は川崎市内で審判仲間とガンガン飲んでいましたね。ただこの頃に例のクルーズ船内でコロナ感染や発症の話がニュースで出だしました。僕は多分、電車内でSNSを見ながらそれを知ったような気がします。すでに武漢は封鎖が始まり、そこに暮らす日本人の方の動画投稿がまるでゴーストタウンのような様相を呈していたのを覚えています。しかし、そのころはまだまだ対岸の火事、また、若年層は「発症」しづらく、高齢者と病気を持つ人が発症しやすいということで、「感染」に関しての知識はあまり浸透していませんでした。

さらに、外国からの流入制限もほとんどなく、体温が高い人は申告するようにくらいの対策だったと思います。プロ野球やJリーグもキャンプは行っており、観客も大勢いたと思います。

そんな中、2月は今シーズンのアメフトの話などを集まって話をしたりしていましたが、中国と取引のある会社に勤める人などはやはり対応に追われてミーティングもそこそこに会社に戻るなんてこともありました。正直、「大変だな〜〜」くらいにしか僕は感じていませんでしね。

2月13日には大塚のWelcomebackでこれまたアニソンライブ。予定していた出演者の一人が都合で出られなくなって、その対応やらで大変でしたがなんとか勤め上げ、そして15日には東京音楽ゲームショーでTEXTUREZの新作やらを販売しました。13日も15日も主催側は開催するかどうか、非常に迷ってました。とりあえず、この時もマスクはしないでいたかなと思います。実はコロナ以外でも、色々と面倒なことが周りで起きていまして、非常に心病みつつある時期でもありました。

2月25日には大塚Welcomebackにてアニソンコスプレライブにドラムの渋谷さんと出演、なんとベースとドラムというベーシックな編成にトークでの30〜40分でなかなか面白かったです。ちなみに僕はヤッターマンのボヤッキー、渋谷さんはトンヅラーでした(笑)。この頃から、ライブハウスでのライブやイベントなどがどんどん、中止や延期に追い込まれ、また自粛に対して国や自治体がどういう補償ができるのかの議論が活発化してきました。

僕はというと、練習スタジオの休業や仲間内の心配などもあり、4月3日に予定していたLIVEを延期するかどうか、悩んでいた時期でもあります。世の中的には中国の騒ぎは落ち着きつつあり、ヨーロッパでの拡大感染が大きく報道されていました。日本では特に一般人には対岸の火事のような雰囲気で、桜が今年も早いとか、ウィルスに関しても若い人は発症しにくいとか、そういう情報が飛び回り、我々も花見どうするんだなどと余裕で話していました。

個人的には3月1日の同人音楽頒布会のM3に向けての制作が佳境でして、しかもそのうちの一人が諸所、事情があって販売には参加できないとのこともあり、そのことでちょっと心を痛める時期でもありました。

この頃はまだ笹塚のスタジオも稼働しており、都内にはほぼ毎日、通っていましたし、普段通りの生活だったなと思います。バタバタと1月2月が過ぎ、ここから激動の3月4月に入っていくのですが、それはまた改めて。


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