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1️⃣ 21:19分頃、日向灘でM6.9 , 2️⃣ 南海トラフ地震に関連する新しいデータ, 3️⃣ 臨時情報が出されたら4点の行動で命を守る


3️⃣ 臨時情報が出されたら4点の行動で命を守る

①津波からの「避難場所・避難経路の確認」
②家族との「連絡方法の確認」
③室内の「家具の転倒防止」を確認
④水・食料・医薬品・簡易トイレなど備蓄用品を確認し足りないものを補充
*時間がかからないことから先に行う
*臨時情報を上手に活用する
鎌田浩毅先生の2024/9/30記事より

2️⃣ 南海トラフ地震に関連する新しいデータ

*基準期間は、全領域1997年10月1日~2024年12月31日 *領域欄の「地」は地殻内、「プ」はフィリピン海プレート内で発生した地震であることを示す。ただし、震源の深さから便宜的に分 類しただけであり、厳密に分離できていない場合もある。「全」は浅い地震から深い地震まで全ての深さの地震を含む。 *⑨の領域(三重県南東沖)は、2004年9月5日以降の地震活動の影響で、地震活動指数を正確に計算できないため、掲載し ていない。p43
p43
https://www.jma.go.jp/jma/press/2501/10a/mate01.pdf
・フィリピン海プレート上面の深さは、Baba et al.(2002)、Hirose et al.(2008)、Nakajima and Hasegawa(2007)による。 震央分布図中の点線は10kmごとの等深線を示す。 ・今期間の地震のうち、M3.2以上の地震で想定南海トラフ地震の発震機構解と類似の型の地震に吹き出しを付 している。吹き出しの右下の数値は、フィリピン海プレート上面の深さからの差( +は浅い、-は深い)を示す。 ・発震機構解の横に「S」の表記があるものは、精度がやや劣るものである。
図1.紀伊半島・東海地域における 2005 年 1 月~ 2025 年 1 月 7 日までの深部低周波微動の時空間 分布(上図).赤丸はエンベロープ相関・振幅ハイブリッド法 (Maeda and Obara, 2009) およびクラス タ処理 (Obara et al., 2010) によって 1 時間毎に自動処理された微動分布の重心である.青菱形は周期 20 秒に卓越する超低周波地震 (Ito et al., 2007) である.黄緑色の太線はこれまでに検出された短期的 スロースリップイベント (SSE) を示す.下図は 2024 年 12 月を中心とした期間の拡大図である.12 月 10 ~ 17 日頃には三重県中部から三重・奈良県境付近において,活発な微動活動がみられた.こ の活動は三重・奈良県境付近から開始し,13 日頃まで北東・南西両方向への活動域の拡大がみられた. その後,南西方向への活動域の移動が 17 日頃までみられた.
図2.各期間に発生した微動(赤丸)および深部超低周波地震(青菱形)の分布.
灰丸は,図1の拡大図で示した期間における微動分布を示す.

三重県内に推定された断層

図3 2024/12/11-13AMの歪・傾斜・地下水位の変化(図2[A])を説明する断層モデル。 (a) プレート境界面に沿って20 x 20 kmの矩形断層面を移動させ,各位置で残差の総和を最小にするす べり量を選んだときの残差の総和の分布。赤色矩形が残差の総和が最小となる断層面の位置。
図3 2024/12/11-13AMの歪・傾斜・地下水位の変化(図2[A])を説明する断層モデル。(b1) (a)の位置付近をグリッドサーチして推定した断層面(赤色矩形)と断層パラメータ。灰色矩形は最 近周辺で発生したイベントの推定断層面。 1: 2024/08/07-08 (Mw 5.6), 2: 2024/08/09-10 (Mw 5.7), 3: 2024/08/11-14AM (Mw 5.8) (b2) 主歪の観測値と(b1)に示した断層モデルから求めた計算値との比較。 (b3) 体積歪の観測値と(b1)に示した断層モデルから求めた計算値との比較。
図4 2024/12/13PM-17AMの歪・傾斜・地下水位の変化(図2[B])を説明する断層モデル。 (a) プレート境界面に沿って20 x 20 kmの矩形断層面を移動させ,各位置で残差の総和を最小にするす べり量を選んだときの残差の総和の分布。赤色矩形が残差の総和が最小となる断層面の位置。
図4 2024/12/13PM-17AMの歪・傾斜・地下水位の変化(図2[B])を説明する断層モデル。(b1) (a)の位置付近をグリッドサーチして推定した断層面(赤色矩形)と断層パラメータ。灰色矩形は最 近周辺で発生したイベントの推定断層面。 1: 2024/08/07-08 (Mw 5.6), 2: 2024/08/09-10 (Mw 5.7), 3: 2024/08/11-14AM (Mw 5.8), A: 2024/12/11-13AM (Mw 5.8) (b2) 主歪の観測値と(b1)に示した断層モデルから求めた計算値との比較。 (b3) 体積歪の観測値と(b1)に示した断層モデルから求めた計算値との比較。

東海〜紀伊半島 短期的ゆっくりすべりの活動状況
2021年1月1日〜2024年12月31日

(2024年12月1日以降を濃く表示)

*短期的ゆっくりすべりの解析には気象庁、産業技術総合研究所及び静岡県のデータを用いている
*赤矩形の上に表示されている数字は解析されたMwを示す
*青丸はエンベロープ相関法 (防災科学技術研究所、東京大学地震研究所との共同研究による成果)で得られた低周波微動の震央を示す
*時空間分布図中の灰色線は最新データ日を示す



1️⃣ 21:19分頃、日向灘でM6.9

今回の地震による南海トラフ巨大地震臨時情報は出ないことに決定されました

令和7年1月13日21時19分頃の日向灘の地震について 気象庁

https://www.jma.go.jp/jma/press/2501/13a/kaisetsu202501132315.pdf
https://www.jma.go.jp/jma/press/2501/13a/kaisetsu202501132315.pdf
https://www.jma.go.jp/jma/press/2501/13a/kaisetsu202501132315.pdf


以下は、2023年1月13日22:40記載した記事です


こんばんは。本日、21:19分頃 M6.9 日向灘を震源とする地震がありました。
22:30分頃より南海トラフ地震の臨時情報を出すかどうかの評価検討会が始まっています

各地の震度分布を見ると、2024年8月8日 M7.1 の地震よりも少しだけ本州側に揺れが届く範囲が広くなっています
5か月のインターバルで、M7.1 とM6.9 の一連の地震が起こったと推定しましたが、答えは専門家の皆さんの検討会を待つしかありません

日向灘は、南海トラフ地震の震源域ではないという専門家の方がたもいらっしゃいます

今できる対策は、よく眠ること

Google の検出は 南海トラフ地震臨時情報  です











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