京都府の場合、南海トラフ地震と地元の直下型地震を比較して想定死者数が多いのは?
こんにちは。これまで、2回にわたって京都府にある活断層をご紹介しました
今日のテーマは、
京都府の地震による想定被害者数
政府広報では「南海トラフ巨大地震に備えよ」ということですが、京都府の場合、南海トラフ地震と地元の直下型地震を比較して、想定死者数が多いのはどちらだと思いますか?
京都府の出している想定被害では、花折断層帯がフルに活動すると4,068 人、殿田-神吉-越畑断層が一括して動くと2,390人、桃山断層で2,200人の想定死者数です
これに対し南海トラフ地震では想定死者数 510人です
以上の想定死者数に観光客も含まれています
ただし、京都府による「断層による最大予測震度」は、「活断層の全長が活動した場合」の想定震度です
京都市の地震ハザードマップ
京都市は、令和5年3月に策定した「京都市第4次地震被害想定」に基づき被害想定を策定しています
京都市はハザードマップをWeb上に公開していますので旅行の際に役立つと思います
下記の京都市Web版ハザードマップ
>Web版 地震ハザードマップ(震度階表示)について>同意する>震度地図
ここで表示される地図は、
上部の震度分布から断層を選ぶ→拡大すると避難所、広域避難所、避難救助拠点が表示されます
浸水深から川を選ぶ
・1000年に1回程度起こる大雨が降った(想定最大規模降雨)ことにより、河川が氾濫した場合の浸水想定です
・このシミュレーションは、支川の決壊による氾濫、シミュレーションの前提となる降雨を超える規模の降雨、内水による氾濫等を考慮していませんので、この洪水浸水想定区域に指定されていない区域においても浸水が発生する場合や、想定される水深が実際と異なる場合があります
同じページの上部の施設・雨量等をプルダウンすると、防災拠点、災害時協力井戸、公園、帰宅支援ステーション、雨量を選ぶことができます
京都市Web版ハザードマップ
京都市地震ハザードマップについて
京都市地震ハザードマップ多言語版 pdfリンク集
京都府に震源があった地震を調べる
直近30日まで。Hi-net へリンク 都道府県を選んでください
京都は情報公開度が深いので最初に記事になりました。関係者の皆様に感謝いたします
最後まで読んでくださいましてありがとうございました
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