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精神科専門医試験【筆記対策】まとめノートVol.4

【精神科専門医対策】
重要なポイントを箇条書きでまとめています。過去問を解く時間が十分になくても、重要なポイントをきっちりおさえておけば合格点には到達できます(もちろん医師である以上はしっかり勉強することが望ましいのですが…)。このnoteを試験前に反復して眺めることで知識を定着させましょう*

※主にカプランや過去問集などを参考に知識を整理しましたが、あくまで一個人がまとめたものであり、記載内容の全てが正しいと保証できるものではありません。その点をご了承いただける方のみご購入をお願い致します。

<成人のパーソナリティおよび行動の障害>

■パーソナリティ障害
・パーソナリティ障害の概念はDSM-Ⅲより出現した
・一般人口の10-20%
・青年期or成人早期から現在までの持続した行動パターンにより診断
・不適応への不安を感じない。治療に無関心で、回復を望まない。
・認知、感情、対人関係、衝動制御の4つの療育の2つ以上の障害
・5-HIAA(5-ヒドロキシインドール酢酸)はセロトニンの代謝産物
 これは自殺企図者や衝動性の強い人で血中濃度低くなる
・遺伝的要因あり。一致率は一卵性>二卵性
・養育環境の影響はほぼない
  一緒に養育されたvs別々の環境で養育された→一致率に差なし
・パーソナリティを自我親和的から自我違和的なものにすることが主な課題
 (治療前の患者は自身のやり方や考え方を正しいものと認識している)
・統合失調症、躁うつ病、てんかんに対して、
 3気質(統合失調気質、循環気質、粘着気質)と関連づけた=Eクレッチマー
・パーソナリティ障害の起源
  =暴力傾向の強い犯罪者に用いられた「背徳症」という言葉
・パーソナリティ障害は医原性に引き起こされることがある
  =例えば治療者の不当な扱いなどで生じることあり
・患者の強い動機付けがある場合は、
 パーソナリティ自体を変化させることを治療目標とすることもある

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