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退去がないと、成長もない。

最近、自分の物件で退去があります。


物件数自体が少ないこともあってか、自分があんまり物件の退去を経験することが少ないです。

もちろんずっと満室であれば、それに越した事は無いのですが、時々は退去があることも、実は不動産投資家として続けるには大事なことないような気もします。

退去が決まると本当にめんどくさいことが多くて、クリーニングや壊れたところの修繕等を探さなければいけません。


そして、新規の募集をかける。新しい入居者の経済状況や信頼性もチェックしなければならない。


ただ、時々そういった「後退」も経験しなければ成長し続けられないような気がするのです。


かなりストイックな話のように感じてしまうかもしれませんが、でも実際、「現状維持」を意識した瞬間に、奈落の底に落ちていく人たちをたくさん見てきました。


特にスポーツなんかだと顕著で、試合中に優勢だからといってそのまま維持しようとすると、大体負けることが多かったです。現状維持にこだわりすぎると、現状維持ができず、逆に現在の力も維持することができなくなるのです。


ですから、時々は退去があることが、実は不動産投資がうまくいっている証拠なのかもしれません。


まぁ実際は退去が決まると本当に面倒臭いので、本音のトコロはもう一生退去しないで欲しいと思っていますが...。ただ、そういう心持ちでいると、あんまり嫌な気分にならずに不動産が継続できます。


そういえば、自分が持っている築古戸建は大世帯が住んでいて、彼ら彼女らは賑やかに暮らしています。基本的に、戸建物件は退去のペースが遅い。特に大きい物件だとそういう傾向があります。これは強く実感するところです。


医者が不動産投資をする場合、自分はこの「手のかからなさ」は結構重要ではないかと思っています。一度入居が決まるとマジで出ないですね。
「DIYは手がかかるじゃねえか」って思うかもしれません。繰り返すようですが、DIYは一回やっておいた方がいいと思います。

最初は水道から水が出ないとか玄関が開かないとかトイレの壁が壊れたとかトイレの水が止まらないとかめちゃくちゃ迷惑かけました・・・(見本にしないでください)


自分がやったのは誠心誠意対応することでした。そのクレーム一つ一つ、とりあえず全部電話は速攻でて、すぐにメールで返事、対応していました。子供の壁の落書きも「承知しました、大丈夫ですよ」って感じです。


その効果あってか、今では奥様から凄く感謝されることが多いです。「今までの大家さんは、そんなにすぐに対応してくれることがなかった、いつも迅速に対応してくれてありがとうございます。」て雰囲気に落ち着くようになった。


特に築古物件の昔ながらの大家さんは入居者さんより立場が上と思っていることがあって、結構ひどい扱いをされることもあるのだと思います。まぁそこだけで差別化に繋がるからありがたい・・・。ある意味感謝しているといった状況です。


いつも読んで頂いて、本当にありがとうございます。もし宜しければ、スキとシェアをして頂ければ嬉しいです。宜しくお願い致します!



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