Zoomの講義や会議に参加する前に確認すべき設定(Mac/PC)
遠隔講義にZoomを使う大学も多いと思います.4月5日現在,Zoomのセキュリティ問題が発覚して混乱していますが,その対応はホストに任せて,一参加者としてZoomを使う講義や会議に参加する前に確認しておいた方がよい点を簡単に説明します.以下は,MacBook Proでの例です.
タブレットやスマホの場合は「Zoomの講義や会議に参加する前に確認すべき設定(タブレット・スマホ)」で説明しています.
会議参加時にビデオをオフする
会議に参加した(している)ときに,気付かずに,自分の動画が全員に見られているのはかなり恥ずかしいです.
こういう事態を避けるために,設定画面で"Video"を選択し,"Turn off my video when joining a meeting"をチェックしておきます.こうすると,参加したときに,ビデオがオフになります.
ビデオがオフのときは,Zoom画面の左下のビデオボタンに赤色取消線が表示されます.このボタン(下にStart Videoと表示)をクリックすると,ビデオがオンになります.
背景画像を設定する
上の画像ですが,私の背景が,自宅の部屋の壁ではなく,家族旅行の時に撮影したスイスアルプスになっています.このようにしておくと,部屋の汚さや,読んでいる本や,怪しげな趣味の○○やらがばれません.
今すぐに,"Virtual Background"を設定しましょう.
会議参加時にマイクをmuteする
会議に参加した(している)ときに,意図せず,自分の声や周囲の音が全員に筒抜けになるのはかなり恥ずかしいです.また,誰かが話をしているときに,その他の人が煩くしているのも困りものです.
こういう事態を避けるために,設定画面で"Audio"を選択し,"Mute microphone when joining a meeting"をチェックしておきます.こうすると,参加したときに,mute状態(マイクがオフになっている状態)になります.
mute状態では,Zoom画面の左下のマイクボタンに赤色取消線が表示されます.このボタン(下にUnmuteと表示)をクリックすると,unmute状態(マイクがオンになっている状態)になります.
Meeting IDとPasswordを漏らさない
Zoomミーティング主催者(教員など)から,遠隔講義に参加するために必要な"Meeting ID"と"Password"が送られてくるはずです.その情報を盗み取ってZoomミーティングに乱入してくる不届き者がいます.その被害に遭わないようにするため,Meeting IDとPasswordは誰にも教えないようにして下さい.
これくらいの設定ができていれば,ひとまず安心です.本年度はまさに非常事態ですが,みんなで乗り越えていきましょう.
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