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骨髄バンク登録して、私は守り神になる(なりたい)

「ドナーに選ばれて初めて世の中に役立つ(ドナーに選ばれなければ意味無し)」と思っちゃいますよね。それ誤解でした。

マラソンを終えて一段落。献血ついでに骨髄バンク登録してきました。(普段の献血会場に骨髄ドナー登録の場所があったのですが、献血することだけで気持ちがお腹いっぱいになってしまって登録の機会を毎度逸していました)

とある人物が白血病と戦って現役復帰した話を聞きまして。応援したいという気持ちが強くなったわけ。

一方、型が合う確率はとても小さく、「ドナーに選ばれなければ意味無い」と思いがちじゃないですか。

ここに疑問を持ったのです。

登録した時点で貢献してるのでは?って。つまりね、ドナー登録者の3%が実際に選ばれるとしても、97%の人が無駄なのではなく、必要なんです※。

フリーキックでゴールを守る人の壁。ボールが当たるのはだいたい1人だけど隙間なく並んでやっと守られるんですよ。

本当はもっと人数いると心強い😅

だから結果的にドナーに選ばれなくてもすでに貢献してるんです。(と信じる)

だから登録した時点で守神(まもりがみ)になってるの。一人でも多くの人と並んで壁を隙間なく作るんです。

そうおもったのです。選ばれなくてもいいんだ。

追記

登録するだけで山中先生のiPS細胞の研究にも試料が提供されます。ここでも貢献の機会があります。

追記2

残念なことがひとつ。私の骨髄ドナーとしての年限がせまっていたこと。55歳の誕生日で登録が取り消されるのです。のこり5年しかなかった…

仮に型が適合しても、高齢になるほどドナーとして使える確率が減るのでしょう💦やはり若いほうが移植成績が良いとのこと。

申し訳ございません…

参考


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形成外科医 金沢雄一郎
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